妊娠期を支えてくれたイオンモールへ感謝を伝えたい


私は映画館があるレベルのデカさのイオンモールの近くに住んでいる。

私は結婚を機に初めて実家を出た。
引っ越し先は夫と私の仕事場にちょうど出やすい場所にした。
イオンモールが近くにあることは知っていたが、イオンのことなんて「まぁあったら便利かもね〜」くらいにしか考えていなかった。

都心から少し離れた、ベッドタウン。
特に何もない街。

ある日、妊娠が発覚した。
大きくなるお腹、動くことが辛くなっていった。
しかし医師からはなるべく動くように言われ、毎日の散歩を勧められた。
そこで非常に助かったのがイオンモールの存在だ。

何もない街だと思っていたけど、そこにはイオンモールがあった。

まず、イオンモールは広い。
一階から全階歩き回り続けると余裕で1時間は散歩できる。

そして、歩きやすい。
室内でちょうどいい室温、温度、何より床が歩きやすい。

次に、休憩できる柔らかいソファがたくさんある。カフェもある。
妊娠後期は少し歩いただけでも、お腹が重く結構疲れた。
そして疲れた〜と思ったタイミングでちょうど座れる椅子があるのだ。
しかもフカフカ。なんか皮っぽい。
喉が渇いたらイオン内の自動販売機でお茶を買ってもいい。水分補給大事。
時には贅沢してスタバやミスドに行っちゃってもいいね。最高。

最後に、長い散歩もそこまで飽きない。
道の両側に並ぶ季節を先取りしたお洋服たち。
キラキラした食器、雑貨。
最新家電や新しいゲーム。
いい匂いのする洋菓子売り場、映画館のポップコーンの匂い。
かわいい子犬や子猫、無印、UNIQLO、スリコ、100均、、、
なによりハロウィンの飾りやクリスマスにはクリスマスツリーなど、季節のイベントを充分に感じる事ができる。


イオンの中をゆっくりのんびり散歩して、わたしは無事にお産をする事ができた。

雨の日も、風の日も、わたしを守ってくれた。

ありがとう、イオンモール。

私の安産は、イオンモールがあってこそです。


そして子供が産まれて、今もほぼ毎日イオンに行く。
赤ちゃんが泣いても全体的にBGMでガヤガヤしてるので大して気にならないのがいい。(もちろんあやします)
家で2人きりの時に泣かれると、「あーー!!!」って発狂して赤ちゃんをぶん投げたくなる時があるけど、イオンだと「よしよし〜はいよ〜」と落ち着いた心で優しく対応できる。

エレベーターやフードコートでジェントルマンやジェントルウーマン達に「可愛い〜」「何ヶ月ですか〜」「うちの孫も〜」とお声かけもいただけるのもいい。
イオンに行く時私はすっぴんジャージだけど、そのナンパを狙って娘ちゃんは可愛い格好してます。なんか人と話したい。話しかけられたい。


あわよくばママ友もできないかしら、と思っている。
同じくらいの大きさの赤ちゃん連れママに声をかけたい。エレベーターで時々遭遇するけど中々勇気が出ず、、
イオンでなにか赤ちゃんのイベントやってくれないかしら。
ハイハイレース、我がイオンもやってくれないかしら。


子供が大きくなったら、きっとまたイオンとの関わり方も変わっていくんだと思う。イヤイヤ期対応とかすっごく大変そう。ガチャガチャコーナーで泣き叫ぶちびっ子をよく見るし。

でも、きっといつも側にはイオンがいてくれて、私の生活を支えてくれるのでしょう。
もう引っ越したくないもん。
次に引っ越すときも大きなイオンがある街がいい。

ありがとう。イオンモール。
人生、支えていただいております。
これからもよろしくね。


土日は、混みすぎ。

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