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国際恋愛の相談を受けてみて思うこと。

先日、外国人のパートナーを持つ日本人女性から質問や相談を受けました。

振り返ってみれば、ルイス(ブラジル人のパートナー)と出会ってから3年が経ちました。わたしは出会ってからすぐ彼に、 ”1年以内に結婚できるパートナーとこの先を考えたい” と伝えています。この時の心情としては、自分の年齢や将来のプラン、ラテン系かつサッカーの人ということで(サッカー選手の派手な雰囲気が苦手でした)遊びで付き合うのは避けたかったことがあります。

結果的に3年という歳月があっという間に過ぎました。お互いを理解するのに予想以上に時間がかかったことや、この年齢や国際結婚となると俗にいうノリと勢いは通じなくなるということも実感しています。

実際ブラジルに行き彼の家族に会えたときはとても嬉しかったし、みんな温かく受け入れてくれました。その反面、ブラジルという国を生で知り文化の違いも大きく感じ少々の不安を抱いたことも確かです。

国際結婚の大きなポイントは、お互いを許容する範囲を想像するよりも大きくする必要があることや、片方が真剣にこの先を考えていて片方はのほほんをしていては結婚まで進めないということ。(家族との交流や手続き関係含め)
お付き合いやパートナーシップまでなら大きく問題ないと思いますが、やはり結婚となると踏むべきステップや責任も変わってきます。この”踏むべきステップ”が同じ国の人よりも遥かに多いので、本当に一緒に乗り越えられるかどうかもとても大切です。

こと私たちに関しては、日本に住んでいる限りわたしが助ける場面も多く(主に手続き関係)もしそれに対してルイスから労いの言葉がなかったり、めんどくさそうな態度を感じた時はきっと崩れていく時なのだろうと思っています。

今回相談してくれた彼女は現在、遠距離かつ二人で日本で生活はしたことがないこと。将来は彼の母国で暮らしたいと考えていること、状況は私たちと異なることがたくさんあります。私から伝えられることといえば、コミュニケーションをもっと取ること言いにくい、聞きにくいことも伝わる言葉できちんと聞くこと

逆に言えば、もしも結婚する必要がないのなら、パートナーシップや事実婚のような形で進めてもいいと思います。無理に籍を入れる必要はないし、自分たちの納得できる形でお互いに良い時間を過ごせる選択をしていけばいい

私たちはその一つの道として国際結婚を選び、いまもそこに向けて進んでいます。国際結婚の先輩方はたくさんいて、私たちなんてまだまだ歩き始めたばかりです。一つ一つ確かめながら歩いても失敗する時もあります。

大切なのはきちんと話し合えるパートナー同士でいれるかどうか。
これから始まる夫婦としての人生を、強く抱きしめながら共に歩んでいきたいです。


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