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「抹茶ビール」ができてから

仲間と一緒にお店で飲むビールって、やっぱり格別ですよね。

アルコールの定番と言えばビールですが、1899での食事会に欠かせないのは、なんといっても「抹茶ビール」ではないでしょうか。

真緑の見た目はインパクト抜群。
味わいはビールに抹茶の深い香りが加わって、凄く苦いのかと思いきや、まろやかさもあり。ビールの良さをきちんと残しつつ、ちょっとビールは苦手かも、という方にもお飲みいただけてしまう絶妙な味わいの、1899の代表メニューです。

この抹茶ビール、抹茶とビールを合わせただけのシンプルなメニューに見えると思いますが、開発までにはいろいろな苦労があったんですよ。

抹茶ビールの開発秘話はこちらでご紹介していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

抹茶ビールが誕生したのは、レストラン1899お茶の水が開業した2014年です。
そこから7年。

レシピは開発時から変わりませんが、進化したこともあるんですよ。

抹茶ビールができてから

抹茶ビール誕生の翌年、2015年の夏には、初めて「抹茶ビアガーデン」が開催されました。
このタイミングで、黒ビールと抹茶を合わせた「抹茶黒ビール」が誕生。黒ビール独特のコクと香ばしさが抹茶の苦みに加わり、大人味の一杯になりました。

翌2016年には、ほうじ茶を使った「ほうじ茶黒ビール」が登場しました。
黒ビール独特の味わいが、ほうじ茶の香ばしさと相性がぴったりと好評で、わたしは食事の席では終盤に飲みたくなります(笑)

見た目は真っ黒で、抹茶黒ビールとの違いがわかりにくいですが、味は全然違うので是非飲み比べていただきたいです。

2017年には、「和紅茶ビール」と「和紅茶黒ビール」の2種が開発されました。
和紅茶ならではの自然な甘みと華やかな香りが、ビールの苦みと調和する、新感覚の味わいが楽しめます。
個人的には、日頃ビールをあまり飲まれない方にはこちらから挑戦していただきたいなと思っている、飲みやすくて美味しいフレーバービールです。

こうして、2014年には1種だった日本茶ビールのラインナップが、3年で5種類になりました。

左から、和紅茶黒ビール、和紅茶ビール、抹茶ビール、抹茶黒ビール、ほうじ茶黒ビール

実は特許も取得

ビールにうまく抹茶を合わせるために、開業時に1899はオリジナルの方法を考えました。
その方法が、実は製法特許を取得しています。

2020年には、その製法を家庭でも再現できるようにアレンジし、レシピをYoutubeでご紹介しました。

コロナ禍でアルコール提供ができないタイミングでしたが、ご自宅で抹茶ビールを味わってくださったという嬉しいお声もいただきました。

そして2021年。
コロナ明けのディナー営業再開に合わせて、抹茶ビールが登場する動画も新たに公開しました。

ここまでブログを読んでくださった皆さん、なんだか抹茶ビールを飲みたくなってきませんか?

抹茶ビールは、お茶の水の日本茶レストラン「レストラン1899お茶の水」と、新橋の日本茶専門カフェ「チャヤ1899東京」の2店舗で提供中です。

時期によって抹茶ビール以外の日本茶ビールは提供をお休みしている場合もありますので、詳細はホームページをご覧ください。

お茶料理と一緒に抹茶ビールを味わって、1899で素敵なひとときをお過ごしください。


本記事のライター:山口沙織