昔のお化粧品その2

画像1 戦前の生理帯ピースバンドです。パッケージデザインは鏑木清方の絵画でしょうか。
画像2 資生堂石鹸の贈答用箱。いつ頃のものかは不明ですが、山名文夫によるデザインだと思います。乙女心をくすぐる花束のイラストが可愛らしいです。
画像3 昭和初期頃、お中元用の贈答品として販売された、資生堂石鹸の缶です。贈答品として相応しいこの美術缶は、古代奈良を連想させる異国情緒的な美しさを感じます。
画像4 戦後に発売した資生堂白粉です。全13色、色名から落ち着いた白粉の色が揃っていたように思えます。優しげな女性の横顔が素敵です。
画像5 1935年発売のオイデルミンです。裏側ラベルの住所表記が、まだ京橋区となっています。この容器より前のものはガラス製の蓋でしたが、1935年以降はベークライト製になり、少し簡素な見た目になった気がします。しかし、ラベルは現在発売されているオイデルミンよりも、細密に描かれています。
画像6 1934年発売の資生堂ホルモリン。資料によると容器はガラス製だそうですが、白磁器のような気がします。大きさ、形、デザインが美しいだけでなく、手に取った感覚がとても心地よいです。