物料運搬自転車の「集合知」は如何にして受け継がれたか(いずれもオープンソースのスクショ)

画像1 ディエンビエンフーの再現演劇らしい。坂の上から引っ張る男は、前輪を直接に握ってたぐり寄せるようにしていた。官製舞台だから、この所作演出もリアルなのだろうと想像する。ユーチューブのキャプチャ。
画像2 2004年、ベトナムの荒物商が商品運搬用に使っていた自転車。前輪フォークには補強の鉄棒が追加されている。荷棚を吊っているのは、チェーンではなく、棒鋼の両端を丸めたものに見える。
画像3 2014年のベトナム某所にて、自転車を操り1人で大荷物を運ぶ男。それにしても、この発想は無かった! 前輪フォークには補強棒がついているが、それ以外は民需用市販車のように見える。
画像4 2017年にはまだ物資輸送に古い自転車が使われていたことが分かる写真。積載と卸下のさいに使う「スタンド」も載せているようだ。ハンドルを左腕上がりに固定してしまっているのが「珍」。かんぜんにプッシュバイク専用だ。
画像5 この自転車は前輪フォークに補強棒が付いているが、泥除けも残されているので、もともと民間用の市販車なのだと分かる。ごく小さい子どもはこんなふうに運搬できた。2017年のハノイ市内らしい。
画像6 TikTokからのキャプチャ。積載量に関して「337kg」と言っている? あと、「前照灯」のように見えるものは、牽引用細紐の収納ケースなのかも知れぬと思い直した。引っ張り手が握る、竹の棒が添えられているので。
画像7 あゝ、後部T字状支柱の取付け基部が、未だどうしても判然とせぬ(悔しいぞ!)。この軍用自転車(2022年型か?)は、前方T字支柱だけを除去している。ということは、後部支柱は、脱着が面倒なのか?
画像8 現代っ子に、インドシナ戦争当時の体験をさせているらしい。この麻袋1個が80kgぐらいあることを、まえもって計量秤を映して示している。やはり1人で坂を押し上げるのは楽ではなかったのだと察せられる。TikTokのキャプチャ。

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