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太田道灌の江戸城 【歴史散歩】

 皇居乾通りの一般公開に行ってきました。毎年、桜の時期と紅葉の時期にだけ、一般に公開されるエリアです。植物にはあまり興味がないのですが、乾通りからは、道灌濠を見ることができるんですね。

乾通りから見た下道灌濠。

 同時代の文章や絵図が残っていないので、はっきりしたことはわからないものの、太田道灌の頃の江戸城は、今の本丸部分にあったとされます。この堀は、道灌の名前が残るだけあって、当時の堀だったんでしょうね。
 幼い頃から敗者や滅び去った者、悲劇の人に肩入れする性格だったので、主君に暗殺された太田道灌は、好きな武将の一人です。
 皇居を見学させていただいて、道灌に思いを馳せるのも変な話ですが…。

乾濠。このあたりの石垣もかなり古そう。家康の
江戸入府の頃?
内側から見る富士見櫓。
桜の時期の道灌濠。

 紅葉も綺麗でしたが、桜はもっと見事だったので、江戸城の歴史に興味がない方は、春の一般公開がおすすめです。この秋の一般公開は12月4日までです。入口は坂下門ですが、二重橋あたりまで回って入る形になっていました。手荷物検査があります。



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