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文学フリマ東京39への道 その5 Discord・読書会・シャドウバンなど

『文学フリマ東京39への道』は、渡邉有・吉穂みらい・蒔田涼(海人)の3人で結成した青音色という創作グループが、12/1にビックサイトで開催される文学フリマで本を販売するまでの軌跡を追う連載です。

 青音色のメンバーは3人とも関東地方に住んでいますが、気軽に集まるには生活圏が離れすぎています。
 6月に、私たち3人とコニシ木の子さんで谷崎潤一郎の読書会を開催したのですが、その時もウェブ併用の会になりました。ウェブミーティング用のツールとしてはZOOMが有名ですが、無料版では時間が制限されるので、Discordというアプリを使いました。こちらは、無料で時間制限なしです。

 読書会は今後も続けていく予定です。今は文学フリマの準備だけで精一杯ですが、一度経験してしまえば、ある程度ルーチン化できると思うので、冬以降再開できればいいなと思っています。
 読書会+文学館に行くという案もあり、文士村記念館(田端)・村上春樹ライブラリー(早稲田)・江戸川乱歩旧邸(池袋)などを考えています。
 また、青音色メンバーやコニシさんが好きな作家ということで、横光利一や大江健三郎も取り上げることになると思います。数ヶ月先の話にはなりますが、興味がある方は、ぜひ参加して下さい。青音色と読書会両方参加、またはどちらか一方だけでも大丈夫です。本の話だと饒舌になるメンバーが揃っていますので、聞くだけ参加でも全く問題ないです。

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 読書会の時に利用したDiscordが、引き続き、青音色の連絡手段になりました。ウェブミーティングをするつもりが、文字でのチャットになっていますが。文字だと、それぞれがあいた時間に書き込めるので、サクサク事が進みます。反面、目の前の課題に集中してしまい、将来のスケジュールを忘れがち。事務局へのカタログ文面の提出も、前日に気付きました。
 今後は、メンバーで共有できるスケジュール表を作った方がいいかもしれないですね…。

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 ところで、前にも書きましたが、青音色としてXのアカウントを作成しました。

 Xは、無料会員だと広告が多くて、ポストを見ているのか広告を見ているのかわからなくなるほどですし、規則や方針がコロコロ変わるのでややこしい。先日も、ブロックしても、相手からは自分のポストが見えることになったとイーロン氏がポストしていましたよね。

 なので、青音色のアカウントを作ることにためらいもあったのですが、利用者が多く、外部サイトにも貼りやすいということで、Xを選ばざるを得ませんでした。

 ところが、開始早々問題が起きました。
 吉穂みらいさんのネット友達を中心に、20人近い方々をフォローしたのですが、フォローバック率が極めて悪い。
 去年、読書アカウントを始めた時は、9割近い人にすぐフォロバしてもらえたのに、今回は、逆に9割の人にフォロバしてもらえませんでした。
 去年は、全く知らない人たちでもフォロバ率9割、今回は主にnoteの知人なのに……。
 何かがおかしい。そう思って調べたところ、「シャドウバン」という状態があるとわかりました。「垢バン」はよく聞きますよね。アカウントを凍結されることです。実際に、怪しげなアカウントがまとめて消えるのを見ましたし、怪しくなくても、一気に大勢をフォローしたせいで、一時的に凍結されたFFさんもいました。
 いずれにしても、垢バンの場合は、本人もすぐ気付くことになります。
 それに対して、シャドウバンは、自分がその状態であることに気付きにくい。

 自分のアカウントがシャドウバン状態かどうか調べるためには、エゴサーチをする必要があるとわかりました。青音色をフォローしていないアカウントでエゴサするとのことだったので、自分のアカウントでいったんフォローを外してから、青音色のポストを検索しました。検索欄に、from:@aoneiro_2024と青音色のIDを入れたのです。
 その結果、「話題」欄に青音色のポストが一切出なかったので、シャドウバン状態にあるとわかりました。

 シャドウバンについて、楽天モバイルのHPにあった解説を参考にまとめると、

① 例えば、#文学フリマというハッシュタグをつけて、ポストをした時に、シャドウバン状態だと、#文学フリマで検索をかけても、そのポストが表示されない。

② 誰かのポストに対してリプライをしても「返信をさらに表示」を押さないと表示されないようになり、人目に触れにくくなる。リプライをした相手にさえ、気付いてもらえない可能性が高い。

 それに加えて、青音色のアカウントでは

③ 誰かをフォローしても、相手に通知がいかない。

④ Xのタイムラインには、その人が興味のありそうなポストが流れる「おすすめ」タイムラインと、フォロワーのポストが流れる「フォロー中」タイムラインがあるが、シャドウバン状態では、「おすすめ」TLにポストが流れない。

といったことが起きていました。簡単にいえば、フォローしてもらいにくいし、ポストやリプライをしても、人目につきにくいということになります。友人知人とまったりつながるだけなら何の問題もありませんが、宣伝のためのアカウントとしては、困った事態です。

 シャドウバンになる理由として、楽天モバイル他信頼できそうなサイトの解説では、「ポスト内容に問題あり」「自動投稿・予約投稿の多用」「フォローやフォロー解除を頻繁に行う」「#のつけすぎ」などがありました。
 どれも、覚えのないものばかりなので、一時は、どうしたものかと悶々としたものです。

 結局、シャドウバン状態は、アカウント作成から20日後に終了しました。同じ頃にアカウント作成なさったメンバーの渡邉有さんも同時にシャドウバン状態が終わったので、今は多分、作成直後のアカウントはシャドウバンになるのがデフォルトなんでしょうね(多分ですが、最近導入された方針なので、それについての記事はまだあまり、ありません)。

 そんな具合に出だしつまずきましたが、今は楽しく青音色のアカウントを運用しています。FFさんは皆さん、創作や文学フリマに興味がある方ばかりなので、「自分たちも頑張ろう」と思えるポストやためになるポストが多いです。短歌を投稿なさる方も何人かいらっしゃるので、それを読むのも楽しい。短歌という形式は、Xに合っている気がします。

 X以外では、Blueskyにもアカウントを持っているので、文学フリマが近付けば、そこでも宣伝する予定です。ブルスカの場合、Xのタイムラインと同じものをフィードと呼んでいるのですが、文学フリマのフィードが既にあるので、フォロワーを増やさなくても、ポストの中に「文学フリマ」と入れておけば、そのフィードに流れて、宣伝できる仕組みになっています。

 他にも、インスタやスレッズにもアカウントだけは一応あり…特にインスタの方は、昔はよく利用したのですが、最近は、どういう順番で表示されるのかがわからない。前回の文学フリマの時に、#文学フリマで検索すると、前年や更にもっと前の投稿などが前に出てきて、新しい投稿を見つけにくかったです。

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今回のまとめ
・普段の連絡や話し合いはDiscordで行うので、忙しい方、東京に出て来られない方でも青音色に参加できます。
・読書会もやっています。
・Xやブルスカの運用は何とかなりますが、インスタは難しいし、TikTokは覗いたこともありません。若い方に加わってもらって、宣伝の幅を広げたいものです。

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