日本人の欠点 減点主義

 単純です。
 小学校からテストテストの繰り返しがもたらした悲劇なのです。

 悪習であり国民的トラウマである悪癖です。

 テストは減点です。加点するテストは今の日本にはありません。
 だから日本人の大半は「減点主義」に陥っています。

 人の仕事の粗を言う。できたことに感謝するべきでは?
 人の芸術を批判する。良い点に感心するべきでは?
 人の掃除にケチをつける。掃除してもらったと感謝すべきでは?
 渋滞時に運転手に文句。運転してもらっているのに。

 その他、枚挙にいとまがありません。

 更に悲劇なのは、これが子供の教育でも・・・

 百点取らないとだめ。ここが理解できていても、こっちが理解できていないからダメ。ここまで出来ていても、全部できていないからダメ。

 親も教師も自分の子供時代からの減点教育の被害者で、そのトラウマをそのまま子供たちに押し付けている。

 これでは新しい科学も文化も育ちません

 先ず、加点主義で、できたことを評価する。
 そして、できていなところをできるように指導する。

 テストは苦痛ではなく力試しです。弱点探しです。

 できない所が確認できるから、弱点を無くすための良い機会なのです。
 減点主義は悪い点数を攻めてそこで終わります。
 加点主義はできた場所を確認し、できない所をできるようにすることを始めます。

 加点主義をお勧めします。

bye

ありがとー