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あの時、叱られて良かった

カエル男です。

怒られたり、叱られたりしたこと、ありますよね。私も幾度となく経験がございます。子どもの頃はもちろん、大人になっても叱られております。社会人になって間もない頃から38歳になった今でも、叱られてます。

昔は、叱られたら何でも真正面から受け止めていましたが、流石にこの歳になりますと「これはポジショントークやな」「間接的にあの人に向けて言ってるな」みたいな感じで、何のために叱っているのか考える様になり、鵜呑みにしないことも増えてきました。

たまに、訳分からず怒る人っていますが、そういうのは聞き流す様にしてます。受け止めてたら身がもたないですからね。

とはいえ、基本的には、叱ってくれたことは、ちゃんと受け止めて、覚えておく様にしております。それにはちゃんと理由があります。

私もイイ歳になり、家庭や会社で叱る立場に回ることが増えてきましたが、叱るのってエネルギー使うじゃないですか?

面倒くさいですし、嫌われたくないですし、なんちゃらハラスメントにならないか心配になりますし。出来れば、叱らないでいたい、ってのが本音です。

叱る立場になってみて、叱ることの大変さが身に沁みて「あー、叱ってくれて有難いなぁ」と受け止められる様になりました。ちゃんと叱ってくれる方とは、末長くお付き合いしたいと思っています。

先日、仕事で急遽応援に駆り出されることがありまして。もともと応援に行くはずだった同僚が、前日痛飲してしまい、運転できなくなったため、代打で呼ばれました。

何やっとんねん、と思いつつも、自分にもそういう時があったなーとふと思い出しました。

翌日先輩に手伝ってもらうため同行してもらう予定のところ、ついつい深酒してしまい、先輩に運転してもらったことがありました。

その時に、ちゃんと叱られたんです。「社会人としてなってない」という至極ごもっともなことだけでなく「そういうことしてると信頼を無くすよ」と叱ってくれました。

当たり前過ぎて何を言ってんねんかもしれませんが、それ以来、平日に深酒するのは辞めました。飲んでも、時間をチラチラ見て一定の時間になったらお終いにしたり、薄めにしたりして調整してます。

叱られた直後は正直「そんなに言わなくてもいいじゃない…」と思ってしまいましたが、そのお陰で、同じ過ちを犯すことなく、今こうしてちゃんとしてられています。

きっと、その同僚は、過去にこうして叱ってもらったことがないのでしょう。それか、叱ってもらっても、まぁいいか、と忘れてしまっているのかもしれません。

いずれにせよ、叱られるなら早い方が良いですし、意味のある叱られは、ちゃんと覚えておいた方が良さそうです。

また、叱る側の人も、いつか分かってくれる…と思い、叱らなければいけない場面では、意を決して叱るようにした方が良いですね。自戒を込めて書いておきます。

では。

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