180日で会社を辞めるワニ、あと96日

時間外残業をしたがる日本人とアクセンチュアの違法時間外残業に関するニュースが・・・

仕事で死ねて本望？　モーレツ社員の危険すぎる“過剰適応スパイラル”

アクセンチュアに関しては大手コンサルティングファームでありながら労務管理がちゃんとされてなかったのは言い訳できないであろう。アクセンチュアは電通と同じ匂いがする。

今、この時代、電通の「鬼の十則」のように社員に「働け、働け」とアオるのは時代錯誤であり、「アリエナイ」と思う。さすがに、電通もあの事件以来、「鬼の十則」を引っ込めてしまったようだ。しかし、表立ってそのようなアオるようなことはなくても、コンサルティングのような「正解の無い仕事」は時間外勤務が無制限になりがちである。特に、フリーや、ひとり会社でやっている人は誰も制限をかけてくれない。自分でセーブすることが必要になる。

この話の中で過労で亡くなった知人についてだが、まだまだ時間外残業王国、過労死王国、日本なのである。諸外国からしてみれば、「はぁ？働きすぎで死ぬ？」といった感じで、過労死なんて信じられないのであろう。

過労死で亡くなったこの知人についてはご愁傷さまとしか言いようがないが、本当に「好きなことをやって死んだのだから幸せ」なのだろうか？と疑問に思う。家族がそう思うのであれば第三者をそれを否定する権利も理由もない。家族がそう思って故人を送れるのであれば、それでいいと思う。

が、何か腑に落ちない部分が・・・
前にも書いた通り何故か日本は長時間労働、長時間時間外勤務、サービス残業が美徳とされ、働き改革が叫ばれて何年も経つのにまだ、その風習が残っている。
過労死された人に対して戦地で亡くなった英雄死のような扱いをしていないか？
過労死は決して、英雄死ではないと思う。

会社を辞めるまであと96日（100日切ってしまったか・・・）