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180日で会社をやめるワニ、あと159日

さて、2021年か大手でも希望退職の嵐が吹き荒れましたが、

2022年もこの傾向は続くだろうとの予測です。

20021年はとりあえずの「止血策」としての人件費削減、希望退職でしたが、コロナがなかなか収束せず、クリスマス、正月、成人式(?)と気が緩んだのかまた数が増え始めています。去年の末あたりはこのままコロナが収束したらまた以前のように消費活動は戻るだろう・・・と期待されていたのに、それに釘を刺す結果になってしまいました。
おそらく、経営者は「もう、以前のような消費活動に戻らない・・・」と生き残りをかけ、本格的なリストラを始め、企業の雇用にメスを入れることになるのではないでしょうか。その中でもリストラの対象はやはり中高年になるでしょう。若い世代は採用したくても数が少ないので、それこを金の卵扱いなので。

日本全体としてはそうなんですが、IT業界はと見ると・・・

今の所、IT業界で希望退職を募っているのは富士通ぐらいで、他はさっぱり。逆に人材不足らしいです。

「事業会社ではハイレベルの即戦力採用が主流な一方で、事業会社の委託先である元請け企業や、元請け企業に人材を送り込むアウトソーシング会社やセカンダリーを主とするSIerなどでは、未経験者の採用枠も増加傾向」

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2201/21/news097.html

「事業会社ではハイレベルの即戦力採用が主流」
ここで言っているのは事業会社は内製に向かい、IT企業の人材を引き抜いて自社に採用する方向に向かっていると言っているのだと思います。前にもカキましたが、日本の場合は今までは基本は事業会社のシステム開発はSI(システムインテグレータ)企業に丸投げでした。しかし、今の時代、それじゃイカンと、事業会社側の経営者が気づき始めた。その流れだと思います。

一方、SI(システムインテグレータ)企業、その下請け企業は・・・?と言うと
「事業会社の委託先である元請け企業や、元請け企業に人材を送り込むアウトソーシング会社やセカンダリーを主とするSIerなどでは、未経験者の採用枠も増加傾向」

ここで、「ん・・・?」と思ったのは、「未経験者の採用枠も増加傾向」この部分。
これを読むと私が社会人になった頃のバブル時代を思い出します。その頃はシステム開発の情報産業、コンピュータメーカは理工系に限らず、文化系も採用していました。その当時、私の同期には、それまで全く、コンピュータとは無縁で、基礎を何もしらない人もたくさんいました。(bitって何?byteって何?みたいな)

まー、バブルの頃は日本全体がイケイケ調だったので、よその会社も業界全体がみんなこんな調子でしたが、今はそれとは違います。人手不足だからと言って、誰でもかれでも、未経験者にまで手を出すのは危険かな?と。未経験者を採用してどう育てるのか。人材を教育するしっかりとしたプラン、体制がないと育たないのかなと思います。少々経験のある先輩社員とペアにして、現場(お客様先)に放り込むのじゃダメですね。

それに、IT業界の人手不足と言っても、それがいつまで続くのか?上にも書きましたが、事業会社は、もうSI(システムインテグレータ)企業にシステム開発を丸投げというのがどんどん減ってきます。自分達で人材を抱えて開発するようになります。そうなると、SI(システムインテグレータ)業は市場がどんどんシュリンクしていくのでは?

会社をやめるまであと159日

100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani