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180日で会社をやめるワニ、あと161日

「在職定時改定」
こんな言葉はじめてききました。

簡単に言うと・・・どんな制度かというと、昔は年金支給が始まると同時にリタイヤする人が多かったのです。ま、その時代はそれでよかったんでしょうが。
近い将来、65歳定年になり、70歳から年金支給になり、企業は70歳まで雇用機会を設けないといけません。

2022年4月から新たに導入される在職定時改定は、65歳以上の在職中の老齢厚生年金受給者の年金額を毎年10月に改定し、それまでに納めた保険料を年金額に反映する制度です。

と書かれていますが、これは今65歳以上で年金をもらいつつ、働いている人のことを言っているんでしょうか?働いている会社が厚生年金に入っていれば、当然厚生年金は払うので、支給される年金に反映されないと、おかしいですよね。それが毎年10月に反映される制度らしいです。

これは、何を言わんかとすると、年金を支給してもらいながら、働く人が多くなるということを言っているのだと思います。

今までの一般的な常識では年金が支給されているのに働いて収入があると、その能力があるとみなされ、年金が減らされてしまいます。なので、今までは、年金が支給されるとみな一斉にリタイヤするわけです。そのどのくらい収入があったら、年金が減額されるかの支給停止額の枠が広がります。

おそらく、国としても、厚生年金の財源不足なので、少しでも厚生年金を収めてもらったほうが、都合がいいのでしょう。

これからは、定年まで会社にいて、定年を期にリタイヤするのではなく、細く長く、働き続ける時代なんじゃないでしょうか?会社は定年の65歳までか、任意で70歳までしか面倒は見てくれません。それ以後も働こうと思ったら、やはり今の内に会社に頼らない生き方を確立しないといけないんだなと思います。

そうなると、シニアにはどんなスキルが求められるのか?

よくあるのが、役職(例えば部長職)の人が再就職の面接の時に「あなたは、何ができますか?」と聞かれ「部長ならできます」と答える。コレじゃだめですね。
シニアには若い世代にないスキルが求められます。おなじ仕事を若い世代と勝負しても勝てるわけがありません。年齢を重ねると色々と経験を積んできますので、特定の分野に専門性が高くなります。浅く広くよりも、特定の分野に深いスキルが求められます。そこをウリにしないといけません。

今後は日本もジョブ型雇用も広がっていきますので、シニアの人には「この部分のスペシャリストだから、ここをお願い」と言われるようにならないと、仕事も来ません。
ジョブ型雇用が広まれば、フリーランスや独り会社の人とも相性がいいのではないでしょうか?仕事を依頼したい会社側からすれば、その仕事の内容に従ってそのスペシャリストにその期間だけ、ピンポイントでお願いできるので、コスト面で効率もよいです。

会社をやめるまであと161日

100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani