180日で会社を辞めるワニ、あと93日

危険な香りがするローコード開発。

成功＆失敗事例から学ぶ、業務部門デジタル化の秘訣

ここで言う、ローコード開発は情報システム部門ではなくて、事業部門が自分達のシステムをローコード開発しようとしている。「デジタルの民主化」と言えば聞こえはいいが、下手すると野良システムが野放しに増える状態になる。

一昔前のEUC（End User Computing）の再来である。ExcelマクロやVBA、AccessDBが氾濫し、収集がつかなくなったのを思い出す。

ローコード開発と言えどもシステムはどんなに小さくても、システム。無計画にシステムを作ると後々で収集がつかなくなり大変になる。おそらく、腰が重く動きが悪く、何を言っても対応してくれない情報システム部門に事業部門が業を煮やしているのだと思うが。ローコード開発であっても、多少のプログラミングの労力は軽減できるかもしれないが、それでもプログラミングや、システム設計のセンスは要求される。全く、経験のない素人とは段違い平行棒なのである。

ローコード開発やRPAを全く否定するつもりはない。これらはRPAは単なるツールである。使い方次第で有益にも有害にもなる。無計画に、ローコード開発やRPAを導入するのだけはやめたほうがいい。

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