180日で会社を辞めるワニ、あと157日

富士通のリストラについて日経BPのの木村岳史氏のいつもの毒舌（笑）記事

富士通リストラは経営者の保身か改革か、「犠牲」を恐れてDXなどできないぞ

ちょっと前置きが長いですが、3ページ目。

狙いは2つ。第1は主力のテクノロジーソリューション事業の営業利益率10％を達成するために人件費を圧縮すること。第2は顧客企業の情報システム部門を相手にしてきた中高年を出し、顧客の事業部門とDXの商談ができる人材を増やすことだ。

富士通のリストラの狙いがこの2つだとして、どちらが主な狙いなのかによって、そ
の評価は大きく変わりそうだ。「テクノロジーソリューション事業の営業利益率10％を達成する」は、時田隆仁社長が繰り返し強調してきたことなので、いわば株主や投資家に対する公約。2022年度にそれを達成するという短期的目標のために、コスト削減目当てにリストラに踏み切るのだとすれば、時田社長をはじめとする経営陣の保身のための策と見られても仕方がない。

いや、保身でしょう。「第1は・・・営業利益10%確保」って言っているんだから。やはり短期的に利益率を確保するための人件費削減なんじゃないでしょうか。

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