見出し画像

お母さんごめんなさい

 どうも。就職して一人暮らしに慣れてきました、 ゴルタナです。
 今回はタイトルにもある通り、母親とLINEをした時に気付いたことを書いていこうと思います。

 うちの母親は1人で私を育ててくれた、いわゆるシングルマザーです。幼い私にとっては

「親=両親」
では無く、
「親=母親」
という認識で育ってきました。

 だからか、父親がいる家庭が時々不思議に見えて、時々羨ましく見えたのをよく覚えています。
 私は昔から甘えん坊で、母親にも色々甘えたかったのですが、仕事や家事で忙しい母に甘えることはできず、上手く甘えるということを知らずに育ってきました。
 黙っていても伝わる愛情なんてものを感じる心の余裕なんて当然無く、むしろ迷惑ばかりかけてきました。

 そんな私も成人して就職し、ついに独り立ちしました。これまで育ててくれた母に感謝してこれから一人暮らし頑張ろうと思い過ごしてきました。しかし最近、気付いたのです。LINEでの会話が終わると、心の中で心の中で呟く言葉があるのです。

「生まれてきてごめんなさい」

と、よく心の中で呟いているのです。

 何故かは上手くわかりません。「こんな出来の悪い子を育てさせてごめんなさい」なのか、「迷惑ばかりかけて何もできない子でごめんなさい」なのか、真意はうまく掴み取れませんが、(罰当たりは承知ですが)母親に対して、この世に生まれたことを懺悔してしまってるんです。

 今もよくLINEで話をしていますが、やっぱり謝ってます。多分これからも謝り続けるんでしょう。でもそれで良いのかもしれません。何が良いのかは、さっぱり分かりませんが、これで良いんです。

この記事が参加している募集

これからの家族のかたち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?