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なるべく働きたくない人のお金の話 大原扁理


第一章:まずは辛い場所から抜け出す


急いては事を仕損じる、という事で。(P26)

「社会の当たり前」に明け渡してしまわないことが大切です。

ただ、苦しいと思った気持ちは、そこから抜け出すためにいつか必ず役に立ちます。

それまでどうか失くさないようにしてください。自分だけの実感を、「社会の当たり前」に明け渡してしまわないことが大切です。(P32)

一度に全部を変えようとしないこと

少しずつ、時間をかけて、なくても生きていけるものかを確認していきましょう。(P41)

間違うかもしれないなら自分で選ぶほうがまし

周りの意見を参考にする事もありますが、ひとりで決断するべき事さえ、周りに納得してもらわないと行動できない状態になる事は危険です。

こうなると、もはや周りの納得が行動基準。彼らだって人間ですから、いつも正しいとは限りません。どちにしても間違うかもしれないから、自分で選ぶほうがましだと私は判断します。(P42)

進学・就職しないと生きていけないないなんてウソ

最低限生きていくだけなら週2日の労働でも大丈夫じゃん、と自ら実験してわかった今、あの頃の私が通った学校に戻れるなら、「進学・就職しないと生きていけないないなんてウソですよ〜」と全校放送したい気分です。(P44)

第二章:落ち着いた生活をつくりあげる

何かをしない事で得られる場合もある

「やりたいことができないのが嫌なのではなく、やりたくないことをしなきゃいけはいのがイヤだったんだな」という事がわかりました。

満足って、何かをする事で得られる場合もあるけど、何かをしない事で得られる場合もあるんだ、と。
忙しいと、そんなことに気づく余裕もなくなってしまうんですね。(P51)

「働きすぎてやりたいことが何もできない」と愚痴っていた手前、引っ越してから何がしたかったのか
対外的にきちんと説明できないとだめかなー、と心のどこかでかんがえていたんです。
でも、私はシェアメイトを満足させるために生きてるわけじゃありません。

この場合、はじめからやりたい事ではなく「したくない事」に目を向けて、「こんなに働きたくないから引っ越します!」これで良かったんですね。

それから、「何をしたか」は成果としてわかりやすいですが、「何をしなかったか」は目に見えってわかりにくいし、あまり気づかれません。
気付かれないと、批判もされないし、それに対して理論装備したり、予防線をはったりしなくていい。
また褒められる事もないので、それを目的に本当の欲求を捻じ曲げてしまうこともない。
だから余計な雑念が入らずに、よほど気楽に、かつ正直に考えられるように思います。(P53)

自分でどうにかできること・できないことを分ける

第三章 手にしたお金で、自分はどう生きたいのか?

楽しみはどこからでもみつけだせりから、たとえば海外旅行へ行っても行かなくてもハッピー。(P118)

第四章 お金に対する見方・考え方

ネガティブな感情に突き動かされたお金を生み出すことを一円でもやめていく

いきなり全部をポジティブに転換するのも無理なので、そういう世界に貢献するためには、まずは自分が、ネガティブな感情(生活への不安・そさなければいけないという強迫観念など)に突き動かされてこの世に生み出すのを、一円ずつやめていく事をコツコツ続けたい。(P140)

社会という銀行に貯金する。(P141)

第五章 お金と話す、お金と遊ぶ

お金って人みたいだなあと思います。

自分がどうありたいかを人任せにせず、人生の家事を自分で握り、毎日を地道にしっかりと生きる事。

とくに何もない一日でも、無事に生きれたことに感謝すること。

低所得だからといって卑屈になったり、高所得だからといってお金や人を軽んじたりしないこと。

他人をうらやまず、いま目の前にいてくれる人やお金を大切にすること。

同じお金を使うなら、いかにひとりでも多くの人がハッピーに、楽しくなる様に使えるか常に真剣に考えること

お金の量や用途の正しさに惑わされず、ネガティブな気持ちに突き動かされていかないかをじっくり検分すること。

本当に大切なものら何かを考える事から目を逸せて、ありとあらゆる方法で心を急かしてくるものを、きちんと拒むこと。(P174)





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