見出し画像

ラーメン屋で悟った半生:GLAY第338曲「あの日の少年」(2012)

GLAY曲紹介は、残り3曲。
今日は「あの日の少年」

この曲は、
2012年5月23日リリース、
「Bible」のカップリングです。

私、メッキ張りのヒーロー、
数年前のある日、
都内のとあるラーメン屋
ラーメン食べてたんです。

そのお店は、
歌謡曲とかJ-POPとかを BGMにしてて
取り止めのない選曲だったと思うんやけど、
最新のヒット曲っていうよりは、
「あ〜こんな曲あったね」って感じの
少し前の曲を流してた。

センチメンタルバスの「Sunnyday Sunday」とか
BUMP OF CHICKENの「魔法の料理」とかね。

ほんで、注文したラーメンが来たから、
食べてたんです。
ズルズル、と。
(まぁ、ズルズル以外にあんまり食べ方ないんですけど。あ、、こんなどうでもいい 子ボケツッコミを自演している場合ではない。)

すると、突然、
「あの日の少年」がかかっていたんです。

え?

ってなるよね。
GLAYファンじゃなかったら
絶対分からん曲やん。

いや、GLAYの中でも知名度の低さは
相当なほうやと思うよ。
だって、アルバムにも入ってないし、
カップリングやで。

でも、その時、この曲が
とても心に響いたんです。

今日もあの日の少年は 線路沿い歩きながら
限りないあなたの優しさ 今も恋しい

育った家庭での苦労。
母の悲しみ。
そして、優しさ。

幼い頃の無邪気な夢と、葛藤。
そして今、父となり、子の手を引くが、
あの日の少年は今もここにいる。
心にいつも、母の優しさ。

簡単にいうと、
こういう曲である。

(TAKUROの実体験かな?)


あの日、ラーメン屋で
この曲の良さに文字通り目覚めたんです。

あの日の少年、めっちゃええやん!!と。

いやまじで、
これはラーメン食べながら
自分の半生を見つめて聴くべき曲だ、と!

今となっては、
ふとした帰り道に口ずさみたくなる、
心の中の名曲なのです。
いや、本当に口ずさんでいるかも。

そしてあの日の少年は いくつもの靴を潰し
自分らしい形をやっと 見つけたようだね

この曲とラーメンの相性に目覚めたあと、
GLAYERの友人に連絡しました。

"なぁなぁ、
あの日の少年、めっちゃええ!!"

今日は押し付けがましくも、
その時の感動を呼び覚まし、
この記事を読んでくださっている皆さんに向けて、
声高に言いたいと思います。

あの日の少年、めっちゃええ!!

大人はねぇ 少しだけ損ね
思い切り泣けないの
そう呟いた、そのすぐ後で
あなたは泣いていた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?