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この道を行けばどうなるものか:GLAY第216曲「Route 5 Bayshore Line」(2013)

神戸に住んでいた事はないけど、神戸に入り浸っていた時代があった私にとって、阪神高速5号湾岸線はそれなりに馴染みがある。
その道路がGLAYの曲になるとは。それも不倫の曲で!

ほかに馴染みのある国道は、国道1号線(実家が近い)、国道2号線、大阪の国道171号線(いないち)と176号線(いなろく)あたりだけど、
国道二号線といえば、ガガガSPに「国道二号線」という曲があり、これがまた良い曲なのである。

それはそれとして、今日は「Rote 5 Bayshore Line」の話。
この曲はシングル「運命論」のカップリング曲としてリリースされた。
そして、直後にリリースされたアルバム「JUSTICE」にも収録されることになったのだが、「運命論」のカップリングと、アルバム収録版とではバージョンが異なっている。ミックスが違うとかそういうことではなく、アレンジも違えばレコーディングもやり直している。

レコーディングをやり直す、といえば「HEAVY GAUGE」の頃を思い出す。個人的にこういった試みはすごく好きだ。

カップリング版は佐久間正英氏によるプロデュースで、アルバム版はGLAYによるセルフプロデュースであり、その違いは一目瞭然。
カップリング版は、イントロのシンセサイザーが印象的で、全体的に爽やかできらびやかな夏を思わせるアレンジになっている。
一方のアルバム版は、ロック魂を全面に押し出したアレンジで、シンセサイザーも敢えて無くし、ギターのガチャガチャ感を強調している。イントロ入りの「へいっ!」が全てを物語っている。笑

それでは、本日は2曲ともどうぞ。
まずはカップリング版。


続いて、アルバム版。

余談だけど、
この曲の歌詞は、恋人のいる女性を連れ出してデートをする話なんだけど、ミスチルにもこんな曲あったなぁーって思い出してのが「クラスメイト」であった。

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