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GLAY第一期(1994~1997)

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デビューからベストアルバム「REVIEW」まで、GLAYの音楽の核を作った黎明期。
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2023年5月の記事一覧

GLAY第129曲『GONE WITH THE WIND』(1995)

GLAY第129曲『GONE WITH THE WIND』(1995)

2023年に再アレンジ版『GONE WITH THE WIND -GEN 3-』がリリースされたところだが、今日は敢えて1995年のオリジナル版を紹介したい。

『ずっと2人で...』のカップリングのような存在なんだけど、実際は『ずっと2人で..,/GONE WITH THE WIND』の両A面シングルらしい。ジャケットにも、両A面だというふうに書かれているし、C/W ACID HEADと、あくま

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理解るでしょ?:GLAY第127曲『JUNK ART』(1995)

理解るでしょ?:GLAY第127曲『JUNK ART』(1995)

インディーズ時代のGLAYが演奏する『JUNK ART』がYouTubeで見れて、それがめちゃくちゃ勢いがあってカッコイイ。
どうも。今日は夏のような日差し、電気代の値上がりに苛立っているメッキ張りのヒーローです。

『JUNK ART』は、魅力的な歌詞が多い。

"バラバラにすることが貴方の美徳とするらしい"

解剖とも取れるし分解とも取れるし因数分解とも取れる。グロテスクとインテリジェンスとミ

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SOUL LOVEとの共通点:GLAY第124曲『BELOVED』(1996)

SOUL LOVEとの共通点:GLAY第124曲『BELOVED』(1996)

曲ってのは成長するもんやなってのを特に実感するのが『BELOVED』

1996年のリリース当時もそれなりにヒットしたのとその年のオリジナルアルバムのタイトルにもなっているのだが、当時の曲の印象と、今の印象が、少し変わったという人は多いんじゃないだろうか?
2010年頃から、GLAYの中で『BELOVED』は、ライブの最後の方で演奏しラスサビをみんなで大合唱するような"大団円"的な曲になった。

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私は西京?:GLAY第117曲『彼女の"Modern..."』(1994)

私は西京?:GLAY第117曲『彼女の"Modern..."』(1994)

最近、「最強」っていう言葉が流行ってるね。
『私は最強』の影響かな。
私、魚の西京焼きが好きなんやけど、どうせなら「西京」も流行ったりせんかなぁ。

TAKUROが<俺たち4人はこの曲をやれば最強>ってな事を言ってた曲がある。それは名曲中の名曲、3rdシングル『彼女の"Modern…"』である。

DRIVEにも収録されてる1994年オリジナル版のCD音源は、個人的にはイマイチで、それを聴くたびに

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自虐ネタ芸人って正直どうなの:GLAY第113曲『カナリヤ』(1997)

自虐ネタ芸人って正直どうなの:GLAY第113曲『カナリヤ』(1997)

ウエストランド井口のモノマネで話題になっているアイドル鳥越って知ってる?「アイドルなのに顔が~ウエストランド井口♪」ってやつ。
YouTube見てると以下のショート動画がオススメに上がってくるんやけど、お笑いとしては、これがぜんぜん面白くない。まずこの人は、笑いと自虐を吐き違えてる!自虐=お笑いではない。
「面白い」には構造があって、その構造を作るためのネタとして自虐を使うことはあるけど(錦鯉とか

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