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お箸のおはなし 〜番外編. 今年いちばんの贈り物〜


令和元年も、あとわずかでおしまいです。

今年1年の振り返りとまではいきませんけれど、
今日は、私にとって今年いちばん嬉しかった贈り物について
少し おはなししてみたいと思います。


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私にとっての今年一番の贈り物。
それは、お箸の講座を担当させて頂いた小学校の
児童のみなさんから頂いたお手紙です。

リボンのかかったお手紙の束を、2回頂戴しました。


1回目は6月に、1年生の皆さんから

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2回目は11月に、3年生の皆さんから頂きました。

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この喜びは、どう表現したら良いのかわかりません。

「お伝えしたかったことが (たぶん)伝わったのだ」という喜び。
それは確かにあるような気がします。
ただその源は、私自身の達成感や貢献感などとは 別のところにあるように思います。

お一人おひとりの健気な文字や言葉から、
「ありがとう」の尊さを 改めて知ることができた
ということかもしれません。

あるいは人の心の純粋さ、透明感に触れられた喜びかもしれません。
とにもかくにも、私の方こそ「ありがとう」を、
100倍返しにしてお伝えしたいと思います。
(100倍返しというフレーズ、懐かしい。。)


そして、十分に わかってはいたものの、改めて感じたことがもう1つありました。
それは、手書きのメッセージほど、あたたかく心に届くものは無いということです。

SNSの利用は当たり前の時代。
伝えたいことは、気軽に手早く文字にして相手に送ることができます。
それを否定するつもりはありません。
実際に、LineやFacebook・メッセンジャーなどで頂くメッセージも嬉しいものです。
簡単には言語化できない気持ちも、絵文字やスタンプで素早く表現できたりします。

でもやっぱり、気持ちを豊かに届けたいと思ったら、手書きに勝るものはありません。
手書きには、たった一言でも、十分すぎるほど気持ちを伝えられるパワーがあるのだと思っています。


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先日、こんなに小さなメッセージカードを見つけました。

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これは優れもの!
たとえば職場で、ちょっとしたお礼を伝えたいとき、
頑張って残業している同僚にお疲れさまを伝えたいとき。
一言メッセージを書いて添えることで、
たった1つか2つのキャンディーに、ちゃんと気持ちを乗せることができそうです。

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クリスマスカードでも年賀状でも、
インクで印刷されている文字だけでは ちょっぴり寂しい気がします。

たとえ一言でも、文字を書いている数秒間は、相手のことを考えるものです。

相手を思う時間を持っこと。
相手を思う自分を意識すること。
手書きのメッセージには、素敵な意味がありそうです。

さあ、そんなことを意識しながら、年賀状を急いで書かなければ。。


最後に。
少しばかり早いですけれど、これをお読みくださった方へ

メリーメリークリスマス🎄!

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ー 追伸 ー
これまで「お箸のおはなし」は、その1.から その7.まで、ぼちぼちと書いてきました。
お箸のおはなしを通して、自分なりに大切に思っていることが
ほんの少しでもどなたかの心に届いてくれたら、
また わずかでもお役に立てることがあればという思いで書いたものです。
そんなにたくさんの方に読んでいただいたわけではありませんが、
私のその思いは何人かの方に 僅かながらお届けすることができたようで、
あたたかなメッセージを頂くことができました。
とっても嬉しかったです。

でも一方で、残念ながら「お箸のおはなし」は、私の思いとちょっぴり違う形で 独り歩きを始めてしまいました。
独り歩きをさせられるほど、逞しいものではないはずなのに。。です。
なんだか勢いで始めてしまった おはなし でしたが、お伝えする方法を少し見直してみたいと思い、
これまでのおはなしを一度、非公開にしています。

大した おはなしはできませんでしたけれど、
前回までお読みくださった方に感謝申し上げます。



ただ、このような経験も悪いことばかりではありません。
このこともきっかけとなって、
「自分の ”口” でお伝えする場を、少しずつでも 自らつくっていきたい。」という気持ちが生まれました。

こぢんまりと、のんびりと、そして心を込めてお伝えしていけたらと思います。


あらためまして
今年、私の「お箸のおはなし」を聞いてくれた児童のみなさん、
そして お読みくださったみなさまに、
とびきり素敵な新年が訪れますように☆彡




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