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自転車がカメラを楽しくするしカメラが自転車を楽しくする

趣味の組み合わせは色々あると思う。私の場合はロードバイクと写真である。フラッと夜の東京駅に繰り出し愛車を撮影してみた。どう撮るのがいいかという試行錯誤の記録である。

持ち出した機材

CANYON ULTIMATE CFR
FUJIFILM X100V

カメラは長いことFUJIFILMのカメラを使っている。モノとして浪漫がある気がする。100Vは特に気に入ってもうこれしか使わないのでX-T3も持っていたが売り払ってしまった。
比較的小さめなので自転車に乗るときに持っていてもそこまで苦ではない。(GRや写ルンですほどではないが、、、)
フィルムシミュレーションをいじって、フィルターはBLACK MISTをつけているので写りはぼんやりした感じに仕上がっている。また、夜の撮影ということで絞りは開放で撮っているので写りが甘々なのもご容赦いただきたい。私は別にプロのカメラマンではない。

まずはシンプルに正面から

少し退屈?

ちょうど街頭の明かりが照らしてくれるのでここでよく愛車の写真を撮るのに使う。悪くないのだが写真としては少し退屈かもしれない。

白黒にしてみよう

コントラストは強めに

白黒は渋くて個人的には好きなのだが、夜にこれをやると少し黒の部分が消えすぎる感がある。(潰れてるわけではない)
もう少しコントラストを弱めてみるのもいいかもしれない。
ちなみにこの時、カメラの高さを自転車に合わせている。一枚目よりも少し低めになっている。

もう少し下から煽ってみよう

迫力が出た?

煽り気味に撮れば最初の写真よりも迫力が出ている感じがする。後ろのビルも入って都会感も増している。自転車は(自転車に限らずかもしれないが)下から煽るだけで普通に撮るよりかっこよく撮れる。これはスマホでもできるので試してみよう。

もっとこだわるなら、めだたんぼー

もう少し離れるとほとんど見えない

ロードバイクにはスタンドがないので撮影するとなるとどこかに立てかけるか、ヘルメットでペダルを支えるなどして自立させるしかない。
そこで「めだたんぼー」というツールがある。クランクの部分を支える透明の棒である。

これを使えば何もないところでも自転車を自立させることができるので、撮れる写真の幅がグッと広がる。しかしこのただの棒に2000円払うかどうかはその人の価値観次第である。私は迷わず買った。後悔はないし満足している。

寄りで撮ろう。角度もつけよう。

自転車好きの性分として、自分の愛車の全体像を撮りたくなるというのはよくわかる。よくわかるのだが、どうしても単調になってしまう。もちろんそういう写真もいいのだが、写真フォルダを見返して同じような写真ばかりになっているようであれば思い切って寄りまくろう。

細部にフォーカスしよう
文字や柄を撮る
こだわりポイントはどこ?

趣味の掛け合わせは楽しい

自転車とカメラの組み合わせは非常に相性が良い。すでに自転車を持っているならカメラを買ってみると楽しいだろうし、すでにカメラを持っているのなら自転車を買ってみると楽しくなるはずである。スマホやママチャリでは味わえない楽しさがあることは間違いない。
今後とも様々な条件下でその時々の撮影の試行錯誤を書くつもりなので参考になればと思う。

時間を忘れて撮影していた

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