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U25チケットの記録(劇団チョコレートケーキ)

*2023/7/17 加筆・修正

劇団チョコレートケーキとは?

脚本:古川健さん、演出:日澤雄介さんのコンビで、史実に基づいた物語や社会派の作品を多く上演している劇団。
(元々は可愛らしい劇団名の通り、コメディを上演していたそう。)

チケット情報・販売時期

最近の公演は、ほぼ毎回ユースチケットがある印象。

ユースチケットの販売先は、会場によっても異なる。
例えば、東京芸術劇場での公演の場合は、劇場公式サイトでユースチケットが販売される。

座席位置

こちらも公演会場によって異なるものの、
東京芸術劇場での公演の場合は、劇場公式サイトからの購入で、チケット購入時に座席位置が選択可能だった。

記録①:治天ノ君

会場:東京芸術劇場 シアターイースト
日時:2019年10月6日(日)19:00
平成割  ¥0
座席:M列10番台

平成割という変わった割引があり、対象日は平成生まれが無料で見られるという何とも太っ腹な取り計らいにより、ありがたく観劇。

ざっくり言うと、大正天皇の話。
最初にあらすじを読んだときは、「その題材を物語にするんだ!」と驚いた。(何となく天皇の話ってあまりしないじゃないですか…)
正直、物語の詳細はあまり覚えていないものの、天皇の人間としての苦悩が強く描かれていて、衝撃を受けた記憶がある。
ある意味、演劇だからこそ扱えるテーマなのかなと思った。

シアターイーストというコンパクトな空間もあいまって、すごく濃密な劇体験だった。

記録②:帰還不能点

会場:東京芸術劇場 シアターイースト
日時:2022年8月20日(土)14:00
U25 ¥3,800
座席:F列10番台

とにかくすごい芝居だった。
劇中で劇をするシチュエーションが、物語にピタッとハマっていて、見事だなと思った。

物語は、戦後5年目に、総力戦研究所1期生が居酒屋に集まって、戦時中を振り返るというもの。
日本史を専攻していたのですが、そもそも総力戦研究所という存在すら知らなかった…。
「戦争は誰の責任なのか」という問いに対して、答えを出し切らないあたりもリアルだなと思った。

記録③:ブラウン管より愛をこめてー宇宙人と異邦人ー

会場:シアタートラム
日時:2022年7月15日(土)14:00
U25 ¥3,800
座席:G列10番台

シアタートラムでチョコレートケーキの公演を見るのは初めて。
芸劇同様、トラムの公演でも座席選択が可能だった。

チョコレートケーキといえば、日本の近代史のイメージだったけれど、今回は90年代のバブル期の日本が舞台だった。
ウルトラマンの「怪獣使いと少年」というエピソードが、この作品の元ネタ?になっていうようなので、そちらも見てみたいなと思った。





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