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【vol.2 曲目紹介③】「Feuilles au vent」オーボエ、クラリネットとピアノのための3つの小品

皆様こんにちは!『irodori ensemble』のnoteをご覧頂きありがとうございます♪♪♪

【vol.2 曲目紹介】シリーズでは、12/19に八丁堀駅近くのSHINKA HALLで開催されます「irodori ensemble vol.2 室内楽コンサート in東京」で演奏する曲目の紹介をさせていただきます!こちらで興味を持っていただいた方は是非会場でお聴きいただけますと嬉しいですヾ(*´∀`*)ノ


3曲目は、ガブリエル・マリ作曲「Feuilles au vent」です!


ガブリエル・マリ(Gabriel-Marie)ことジャン・ガブリエル・プロスペル・マリ(Jean Gabriel Prosper Marie)(1852-1928)は、フランスの指揮者兼作曲家であり,ピアノ奏者やティンパニ奏者としての経歴も持つ音楽家として多彩な人物です。

最近曲目紹介を書くために様々な作曲家のことを調べるのですが、皆様多彩で凄まじい人性を歩んでいて…でもこういう方々の作品だからこそ今世まで全く色褪せることがないのだろうなぁとしみじみ感じております(´ω`)


有名な楽曲としては「金婚式」というピアノやヴァイオリンの発表会等でよく演奏されます!
※実は日本だとこの「金婚式」以外の楽曲はなかなかお聞きする機会がありません…。



本作品「Feuilles  au  vent」は3つの楽章で構成されています。

1楽章の「Dialogue tendre(柔らかな対話)」では切なげ且つ愛情に満ちたピアノの響きの中で管楽器が1フレーズずつ言葉を交わすように演奏します。
実はこの楽章、先程言葉を交わすとも表現しましたがオーボエとクラリネットが共に演奏する部分はほんの少ししかありません!一瞬だけ重なった際に生まれる深いハーモニーを是非ご自身で確かめてみてください♪

次に演奏されます2楽章の「Dans la calme nuit(穏やかな夜に)」は、寂しげな空気を纏いながら管楽器が寄り添うように奏でていく中で,ピアノの美しいハーモニーをきっかけに幸せな夢のような世界に溶けていくように終止線へ向かいます。
そして3楽章の「En se jouant(戯れて)」では今までの雰囲気から一変して,子どもがはしゃぎ回っているかのような快活さを持続したまま勢いよく終わりを迎えます。・*・:≡( ε:)


オーボエ,クラリネット,ピアノでのアンサンブル自体が珍しいのですが,本作品はこの編成の中でも特に珍しい選曲です。2年前に本公演の出演者の伊庭(オーボエ)と務川(クラリネット)がこの編成の演奏会を行ったのですが、日本で演奏されるのはもしかしたらそれ以来かも…?心に染み渡る素晴らしい一曲です・。♪*+o
個性の強いもの同士が絶妙に重なりあった時の多幸感を存分にお楽しみください٩(ˊᗜˋ*)و


いかがでしたでしょうか?本公演ではなかなかお聞きいただく機会のない楽曲も演奏しますが、クラシックに普段あまりふれる機会がない方でもお楽しみいただけるようトークも交えて進行致しますので是非安心してご検討いただけますと幸いですm(_ _)m

お申し込みは以下URLから↓↓↓


次回はサラモンの「June Dances」を紹介致します!
ではでは´ω`)ノ

irodori ensemble

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