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芸能人が監督をした映画

芸能人で映画監督をした方々はたくさんいます。
北野武さんの映画は人気で、黒字になった映画も多く、成功した監督です。

松本人志さん、石井竜也さん、黒木瞳さん、池田アライザさん、柴咲コウさん、前田敦子さん、水川あさみさん、水谷豊さんなど、まだまだ、たくさんおられます。

さだまさしさんのドキュメンタリー映画は28億の借財となったようですが、映画は難しいのですね。成功といえる映画は少ないようです。芸能人の方がつくりたい映画、理想と、私たち観客がみたいものに大きな溝がありそうです。

あのエンタメの帝王ともいえる、ディズニーですら、多様性とポリコレにこだわりすぎたため、莫大な赤字になったそうですが、エンタメでは、メッセージを隠し味にするくらいがちょうどよいのでしょう。そうすることで、作品にも深みが増して、スパイス的な刺激にもなりそうです。

映画の基本はエンターティメントだということだと思います。
仕事やプライベートなことで、傷つき、疲れているなか、深刻なテーマ、考えさせるようなメッセージは、みても楽しめない人もおられるでしょう。

私は、みておもしろかった。ストレスが一時的であれ解放された、スッキリしたいと思っています。

深刻なテーマ、メッセージは映画やドラマではなく、詩、小説、エッセイ、絵画など、文字やアートなものとして伝えたほうがよいのではないかと思います。

私も創作をし続けている者として、童話の「色々」は色彩を擬人化したもので、音楽や動画なども、たまに自分の理想や先鋭的なものを創っています。そうした作品をつくっているときは楽しいものです。

ですが、料理をだすお店は、お客さまが求める料理をだし、喜んでもらえてナンボだと思います。映画は観客がみたいものを上映すべきだと思いますし、漫画、小説も読者あっての作品です。

理想や自由な創作であれ、お客さまが喜ばないものは、ひとりよがりでしかないと思うのです。わかる人だけわかればいいと思うのは傲慢だと思います。理想と現実のバランスを大事にすることがエンターティメントだと考えています。

               (了)

星谷光洋『開運ちゃんねる』より。「ONE PIECEトンデモ考察」

トップ画像のクリエイターさんは、「ia19200102」さんです。
素晴らしい作品、ありがとうございます。😀

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