歌詞『ぺいん』

誰かに傷つけられたわけじゃない

それはいつも奥深い　

心の底からやってくる

おれは夜を徘徊する獣になり

街にしみついた君の面影を探してる

君を失ってからのおれは

まるで絵画の偽物さ

だけど歩き続けよう

けれどなんのために

いったい誰のために

干からびた魂が貪欲なまでに愛を求めてる

君を思うたび世界が真っ白になる

心の街に雪が降り積み

思い出を凍らせる

おれは春が来るのが怖いんだ

雪が溶けて鏡になり昨日を映すから

君を失ってからのおれは

まるで絵画の偽物さ

だけどみつめるんだ

けれどなんのために

いったい誰のために

おれ自身のためなのか

干からびた魂が貪欲なまでに愛を求めてる

岩戸に隠れた太陽のような笑顔

だけどあまりに大きな岩の壁

干からびた魂が貪欲なまでに愛を求めてる

無条件で無条件でおれを愛してくれ

　　　　　　　（fin）

※画像のクリエイターは「安比奈 ユキ」さんの作品です。
ありがとうございます。