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オーナー目線のコンサルタント〜いろは社長コラム②〜

こんにちは、株式会社いろは代表の三浦剛士です。

私は、民泊先生として民泊コンサルタントをやっています。
コンサルタントだけではなく、実際に私自身も民泊2施設のオーナーでもあります。
今回は、私がなぜ民泊オーナーになろうと思ったのかを綴っていきます。

オーナーになった経緯とは?

オーナー様の立場にたってコンサルタントを行なっているのですが、オーナー様の気持ちに立つというのは意識レベルで出来ることなのですが、やはり当事者では無いということが、いつも付きまとっていました。
たとえば、借入然りです。借金の大変さとかその様なお金の類の気持ちです。
コンサルタントやるからには徹底しよう!と思い、私も借入を起こしオーナーになろうと思ったというのが経緯です。

「オーナーになれた」までは、端おっていますが、かなり紆余曲折あり、実際には数年越しに叶ったものです、特に融資には苦戦しました、。

オーナーになった感想

実際にオーナーになった感想なのですが、上手くいっているときは良いです。良いことは、横に置いておいて。
現実的には、返済の大変さ、返済を続けていく大変さ、というのが身に沁みて分かりましたね。

今のコロナ禍では、文字通り「痛い」ほどです。

意識だけではなく、他のオーナー様も感じていることが自分にも全て起きているということでは、よりオーナー様立場になれたということは、コンサルタントとして、とても重要なことだと思っています。

あと現実に起こしたアクションとして、私がオーナーになった年は、新規でのコンサルタントは、全てお断りしていました。
いま振り返ると、その判断をした背景には、「運営」に集中したかったということや、運営する物件が急激に増えたということがありました(1年で約5倍くらい増えてました)。

*現在は、コンサルタント業は再開しています。
お気軽にお問い合わせくださいm(__)m

オーナーになったメリット

これは、試行錯誤が自身の宿で行えるということです。これは、非常にメリットとして大きいです。

私自身、よくも悪くも、好奇心が旺盛で新しい物好きなミーハーなんです。このお陰でアンテナを張り巡らせていますし、世の中で成功しているものを取り入れたくなるのも必然でした。

しかし、取り入れたくとも、自身の宿ではない場合は、オーナー様の宿に取り入れを行なうのですが、当然ですがその際には、理路整然として説明する義務が発生します。やってみたという事後報告では、成功しない限り許されないです、。

繰り返すのですが、まずは自身の宿で試してみるという(P)DCAが、すぐさま取り掛かれるというのが最大メリットです。
アイディアベースであれば、他宿でも試せるのかもしれませんが、殆ど多かれ少なかれ「費用」が掛かってしまいます。お金が掛かるのに、効果も含めて理路整然として説明できないのは、取り組みへのハードルが上がってしまいますよね。

自身の宿に取り入れた実例(一部)

ハード面
・デザイン特化の部屋へのリフォーム
→デザイナーとタイアップし、部屋をペイント
・かふぇオープン
・エステサロンの取り入れ

ソフト面
・ダイナミックプライシングの導入
・海外拠点のオペレーション会社との協業
・町内の清掃活動
などなど

ハード面に関しては、他の宿では簡単に取り入れることが出来ない、好き好みが出てくるというもハードルが高くなってしまうのも理由の一つです。

ソフト面に関しては、他オーナー様の了承を頂くというよりは、ご理解頂くためのテスト運用を、まず私の宿から始めたという意味合いが強いです。
その御蔭か、結果的に導入〜運用に至っています。
この点は、むしろ試験運用した結果、絶対に導入すべき!と判断しています。運営会社的立場ですと、宿によって運用方法が異なるということはしたくないと考えているため、原則は全て同じ方法で運用する必要があると思いますし、それが運営会社としての理念でもあると考えています。

ですので、正直にお話すると、ここに共感して頂けない場合は、運営をお断りしています。
これは、オーナー様(投資対象を民泊)にも理念があるので、運営会社と合わないこと、歩み寄れないことが起こってしまうのは致し方がないと思っています。

本当のメリット

最後になりますが、私(たち)の宿があることによる、本当(?)の最大のメリットは、スタッフみんなの意識とモチベーションが高くなったことです。より自分ごとに置き換えられることが、見えない部分での最大効果だったなぁと感じています。

ということで、今回は、私がいかにしてオーナーになった経緯でした。オーナーになるまでの紆余曲折編もいつかはお伝えしようと思います。求められれば何でも公開していきます。

次回は、運営している分散型民泊Kamon Innについて書こうと思っていますので、お楽しみにしていてください!



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