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逃げ恥新春スペシャルを通して現状を客観視した。

2021年あけましたね!

去年は2回(と1件の書きかけ)しか更新せず、3日坊主にもならないという暴挙(笑)まあ、その分別の勉強していたわけですが。
今年は3回以上更新が目標です◎
今年もよろしくおねがいします。

さて、1/2にTBS系列ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!」が放映されました(拍手)
社会問題に対してどう切り抜けるかがうまく描かれていて好きなんですよ。
ということで感想を書いていきます!
とはいえ、描かれたテーマに関する私の見解なので、皆さんが期待するドラマ視聴感想ではありませんので予めご了承ください。ネタバレなし。

共同生活と家事の分担

現代社会で家事を分担しているカップルがどのくらいいるんだろうか。
私の親も共働きでしたが母親が全ての家事をしていたし、そういう状況で育った子供はそういうものだと思ってしまう傾向があります。
共に暮らすことは共助だと思うんですよね。社会が複雑化してきたからこそ、合理的に仕事の細分化と分担を行うのがベターだと思います。

ハラスメント

前半に出てきた灰原さんの発言はルッキズムと言うようです。外見至上主義、外見を弄って嫌がらせを行うパーソナルハラスメントやモラルハラスメントです。
ハラスメントの種類は2020年1月時点で52種類だそうですが、今後も増えていきます。大事なのは相手がどう思うかを想像することですね。

妊娠

男女で妊娠時の反応が違うのは当然かもしれないですね。
女性は生理が止まって、体内にいる感覚があるので実感が湧きやすいのですが、男性は突然妊娠したと言われても実感が湧かないだろうし、しょうがないと思います。
でも、子供ができる事って奇跡だと思うので一緒によろこんでくれると嬉しいですよね。
あと、ホルモンバランスが崩れて精神的に不安定になるので周りのサポートは欲しいところ。

選択的夫婦別姓

日本はそもそも、男性側のお家継承文化から「嫁入り」という流れが広まったのですが、別姓にすることでメリットは沢山あります。
通帳や免許の名義書き換えも不要だし、職場での姓変更もないのでかなり労力は抑えられます。まあ、子供の姓が違う点の説明が面倒なくらいでしょうか。
選択的夫婦別姓への反対意見もありますが、私はその反対意見で納得する主張を見たことありませんね。別姓を選べないのは日本くらい、というのも興味深いです。

セクシャルマイノリティ

性的指向は、脳の「前視床下部間質核(ぜんししょうかぶかんしつかく)」の大きさが左右しているそうです(所説あり)
LGBTは普通と違うから、子孫繁栄できないから、そんな理由で間違ってるとか差別や偏見に晒されるのは悲しいですね。
人はどんな格好してもいいはずだし、誰を好きになってもいいはずです。
異性の話題での無意識な偏見も、当事者にとってはすごくつらいし、相談しやすい場所づくりが、今一番必要とされてるんじゃないかと感じました。

少子化問題と共働き

冷静に考えて、職場内で産む順番があるとかおかしいですよね。
子供ひとり幼稚園から大学まで全て国公立校に通った場合の教育費用は約1000万、さらに食費や育児・出産など基本養育費を合わせると最低でも約3000万弱必要と言われています。
保証制度や奨学金を利用しても、かなりの負担になるので共働きを選択する家庭が多いですが、育児保証の増加と企業努力がないと少子化問題の歯止めは難しいですね。

子宮体癌

私も子宮体癌(子宮内膜がん)については知りませんでした。
人間ドックや定期健診で子宮頸癌の検査項目は必ずありますが、子宮体癌に関する説明や検査は殆どありません。
罹患率は40歳以上の女性が多かったようですが、最近は全年齢で増加傾向にあるようです。1~2年に一度の定期検診を行ったほうが良いですね。

同性婚

日本で同性婚は認められておらず、保証がありません。
パートナーシップ制度は、あくまで地域限定の制度であり法的拘束力はありません。
同性だから同じ国で暮らす権利が受理されない、命に関わるときに面会できない、事故などで遺言がない場合遺産を相続できない、だって同性だから。
そんなのって悲しいよ。

男性の育休

仕事休めないって異常ですよね。
制度として存在するのに取らせない雰囲気を作るのはよくない。
沼田さんの発言した「職場におけるリスク管理」の話はとても重要で、誰か突然居なくなっても業務が滞りなく行える環境を作ることで、リスク発生時でも柔軟に対応することができます。
私は保育園で働いてたことがあり、ワンオペ育児に関して敏感に反応してしまいがちなのですが、子供を育てながら家事や仕事するって相当大変ですよ。

性別役割の押し付け

男らしさ、女らしさは世間的価値観の押し付けです。
男だから大黒柱として支えるとか、亭主関白とか、人には得意・不得意なことがあるのだから、家庭内でそれらを分担したほうが効率もいいと思うんです。
人の個性は人によって違うのだから、性別によって括ってしまうのはもったいない。

つらいことを言葉にして共感してもらう

これは性別関係なく性格的なことだと思いますが、弱音を吐かないと自分のなかでストレスがどんどん溜まってパンクしてしまう。
ゆりちゃんが言っていたように、男だから言えないってことはまた、性別的役割に囚われているのかもしれません。
認知と感情の共感、不安の共有と理解で安心を得る。

計画無痛分娩

リスクのない出産はありません。
お腹を痛めて赤ちゃんを産むことは美徳ではありません。
また無痛分娩でも完全に痛みがなくなるわけではないようですが、痛みを抑えられるならその方が良いと思います。
無痛分娩の失敗談やリスクも読みましたが、無痛分娩を選択することで、出産の不安も軽減できそうですね。

新型コロナ

正直、このテーマは一番つらかった。
一部の方はご存じですが、私にはドイツに恋人がいます。
もう1年以上会えていません。
そりゃもうつらいし、次いつ会えるのかわかりませんが、落ち込んでも仕方ないので、私はこの期間にドイツ語を勉強して、今では彼への手紙も全てドイツ語で書いています。
直視してしまうと前に進めなくなる気がして、目の前のできることだけがんばってきたから、映像で今の状況を見せられて、このとき私は初めて自分の状況を客観視しました。
もう声を上げて号泣しましたよ。
でもおかげでスッキリしたので、気づかないうちにストレスは溜まってたんですね。
今後どうなるか分かりませんが、どんなこともポジティブに捉えて生きていきたいものです。

コロナ禍対応

会場キャンセル、時短営業、リモートワーク...
2020年4月に緊急事態宣言が発令されて、エンタメもリモートに切り替わっていきました。
芸術活動について、今まで以上に考えた。感染症が流行している状況で舞台や音楽を密室で行うのはハイリスク。ライブや舞台は配信するしかない。
でもそれって映像作品と同じなのでは?演劇の面白さは会場の空気も作品の一部になること、ライブやダンスもあの空間あっての高揚感てあるよね。クラシック音楽も同様だと思っている。
しかし、そんなことも言ってられません。
冬になって気温低下と乾燥で感染者や重症者は増加の一途をたどり、変異種 VOC 202012/1 も確認されています。
私たちは、逃げ道を探しながらうまく生きていかなくては。

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