徒然日記@イラン その6〜イランの負の面〜
さて、イランの良いところばっかり紹介してきましたが(?)
偏向報道になってしまうので
なんだか切なくなった話もしてみようと思います
テヘランは山側から平地に向かって富裕層から貧困層という感じで棲みわけされてます
棲みわけといっても、別に塀があったり、行き来に不自由するものではなく
日本と同じ様に、山側金持ち、海側そうでもないというやつです
テヘランの国際空港である、イマムホメイニ国際空港は平地側にあり
いつも入国してから、我々外国人が活動してる地域(中級から富裕層の住む山側)まで車で移動するので
毎度その階層の移り変わる様子を見るわけです
やはり貧しい地域を中心に
6〜12歳くらいの子供達が排気ガスにまみれながら、信号待ちしている車に物売りをしてきたり、物乞いをして来たりするわけです
中流層の街中でも、8歳くらいの男の子が、ボロボロの服を着て、自分の身体より大きな袋を持ってペットボトルや空き缶を集め回っている。
まぁ、もちろん子供達だけでなく、同じ事をしている大人もたくさんいます。
そしてこんなことはイランに限らず、どこにでもある話なんですが
同じ街でかたや、オシャレをして良い車に乗って、高級スーパーで買い物してる人がいて
たった数キロ離れたところではそんな光景が広がっているのを見ると
なんだか切なくなります
平和な日本では
格差社会などと言われても
働かされている子供を見ることはほぼ無いでしょう
学校に行くのが嫌だとか
スマホがどうとか
そーいうことが子供達の関心でしょうが
このイランの子供達はどういうことを考えてるのかなぁなんて思います
同じ様に考える人もいらっしゃったみたいで
先日その方の記事を見ました
その方は13年間もイランの少女を取材をしていたようです
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/13-3.php
こういうのを見ると
自分は何が出来るかなぁ、なんて思ったりしますね
もちろん、世界は誰かの仕事で出来ていて
常に必ず誰かの役には立っているんですけどね
常に誰かの仕事に支えられていることを意識して
感謝の気持ちを忘れないようにしたいですし
子供達にも教えていけたらと思います
サポートいただいたお金は、こんな僕を育ててくれた母ちゃんに還元したいと思います。