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サラリーマンTK工房 実話に基づくフィクション小説

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【毎週日曜更新】無料で公開中 ※セール:480円→280円 TK工房の実体験に基づいた、ほぼ実話の極めてリアルなサラリーマン小説です。 現代版:島耕作とでも言いましょうか。島耕作…
サラリーマン向け、特にメーカー社員向けになってますので、本書から学べるところもあるかと思います。
¥280
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2018年6月の記事一覧

第23話 採用とサントリー

第23話 採用とサントリー

TK「結構明確に学歴フィルターあるみたいですね!うちの会社。去年まで、関大と立命は足切りだったみたいですわ。僕の代から、採用スタートしたみたいですけど。同期がプロパーの先輩がおらんって寂しがってました。」

陽川「お、ついに関関同立全部OKなったんやな。ほんまエラそーに。学歴フィルターって何であるかわかるか?」

TK 「え、、、それはまぁ、全員いちいち見てたら採用活動の工数が膨大になるか

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第22話 販売研修の総括

第22話 販売研修の総括

小田「TKさん、1週間の研修どうでしたか?」

TK「凄く勉強になりました!なんというか、全然想像と違いました。営業と一口に言っても、いろいろな営業があるんだなって、当たり前なんですけど、それを実際に目の当たりにして学ぶことが出来ました。」

小田「そうですか。新商品の営業も行ったんでしたっけ?大変でしょ?」

TK「はい。いつも何気なく使ってるだけの、言うたら悪いですけど、どこにでも

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第21話 新たな出会い

第21話 新たな出会い

時間が過ぎるのは早いもので、大衆消費財営業マンの鞄持ち期間である1週間が終わった

一応1週間もはるばる大阪から神戸に通ったこともあり、最後の金曜日には打ち上げという名目で酒の席が設けられた

会社から10分程北へ歩き、JRの高架をくぐって生田ロードを北上すると、陣内智則と藤原紀香が結婚式を挙げたことで有名な生田神社に着く。

そのすぐ手前を右に曲がった所にある、「大関」が今回の会場と

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第20話 カバン持ち その2

第20話 カバン持ち その2

翌日も鞄持ちが続く

同行させて貰える営業マンは毎回違う

今回付かせて貰う営業マンは、清田弘。

背丈は162cmくらいだろうか。174cmのTK工房からするとずいぶん小さく見える。

小太りで地黒、目は垂れていてタヌキのようなどこか愛らしさを感じる40代半ばのおじさんと言ったところだろう。

一見、大人しそうに見えるが、岸和田出身のだんじりファイターだそうだ。

岸和田の著名人、元プロ野球選手

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