vs,SJK:vs,ブロブ Round.2
屋根裏を匍匐前進する。
さすがに蜘蛛の巣やらネズミの死骸やらは無いけれど、気分的には宜しくない。埃塗れになるし。
鋼質化をしていなかったら抵抗感がスゴいだろう。
とりあえず〝ル ● バ〟の気持ちが分かった気もする。
やがて目的位置に着いた。
ヒメカの部屋の真上だ。
クルロリからの事前情報はドンピシャリ。
梁から覗き込むと、見覚えのあるロングボブ娘がいた。
「あ、ヒメカだ」
『状況は?』
ボクの呟きを拾ったジュンが確認する。
胸ポケットに忍ばせたパモカは、ハ