AI vs 自分、勝つのはどっち?

先日、川崎クラブチッタで東京歌謡曲ナイトという主に邦楽のDJイベントがありまして久々にイベントに行ってきました。
まあ楽しい!笑
何故今まで行かなかったのか…って思うほどのイベントでした。

来年も絶対参加です。

さて、最近は歳下の販売員の方から仕事を変えたい、とかちょろっと話しをすることがありまして。
僕自身も転職しているので、もちろん良いことではあると思います。
働いてる会社離れてみて自分のことを改めて見つめられると思いますし。
ただ、少しそこで疑問点が出てきたのが、給料どうですか?とかいい仕事無いですか?とかが真っ先に言葉として出てくることが多いんですよね。

もちろん給料だってめちゃめちゃ大事ですし、良い仕事があれば最高。

ただ、そこで思ったのは「一体何を仕事としてやっていきたいのか」が疑問でした。

販売から離れたいのか、異業種に転職したいのか、はたまた独立していきたいのか。
とりあえず仕事変えたいっていう一歩は素晴らしいことだと思いますが、仕事を変えるのが目的になっている感が伝わってきてしまいました。

あくまでも仕事を変えることは通過点、スタートだと思っているので、その先のビジョンが無いとなかなか未来が描きづらいと思うんですよね。

そして、販売員をやっているのであれば尚更今後厳しいことは見えています。
AI技術が更に進歩して、webでの買い物が当たり前になってくる。
生まれたときからスマホがあって、SNSが当たり前、店舗に行かなくても家で全ての買い物が済んでしまうことを知ってる世代が今後ボリュームゾーンになってきたときに今の仕事のスタイルは通用しなくなると思います。
だって、クーラー効いた部屋でスマホ一つで買い物出来て翌日には手に入ることを当たり前にしている世代からしたら、自ら足を運んで実店舗に行き選ぶってのは一苦労となるはずなんですよね。

その時代が既に来ている中で、僕ら実店舗の販売員の必要性は今よりも変わってくるはずなんですよ。

恐らく色々なメディアでは書き尽くされてはいると思いますが。


…でもですよ。
今販売員をしている人、そこまでリアルに感じます?
例えば隣にペッパー君がいて、接客をしたら負ける気がします?

だってやっぱり直接対話をしていれば絶対自分から買ってくれるでしょって思いませんか?


…でも、僕は負ける可能性あると思ってます。
でもでもばっかで申し訳ないですが、ペッパー君から買う人って沢山出てくると思うんですよね。

例えば、「これを買った人は他にもこれをチェックしてます」なんてよく見ると思いますが、購入時にそうするとUPTの確率って上がりますよね。
更にカスタマー登録をしていれば、「お客様は以前こちらを購入されていますので、こちらを合わせてみるのはいかがでしょう?」なんてことも出来る。
「こちらのアイテムは何年前に購入していますので、そろそろ買い替えは如何ですか?」なんてことも発信出来てしまう。
それがスマホと連動して常にパーソナルなデータを配信できる。

普段僕らが時間をかけてやっていることが一瞬でやられてしまうかもしれないです。
大げさかもしれませんが、そういう可能性はあると思うんですよね。

フランスの小説家、ジュール・ヴェルヌは言っています。

「人が想像できることは必ず実現できる」と。

こうやって僕で想像出来てしまうことなんて、技術的にはあっという間に出来てしまうと思います。
そうすると販売員ってより実力が無い人しか残れないと感じます。

先に書いたとりあえず販売で仕事変えたいというくらいの気持ちだと、販売を生業とするのはなかなか厳しいのではないかなと思ってしまいます。

販売というフィルターを通してその先に何をしたいのかまでを見据えていかないと、この仕事で生きていくのは難しい時代が来るのではと思います。

そして、僕自身もAIに淘汰されないようなスキルを磨き続けることをしないとと改めて思う。

そんな話でした。


Music.
「新宝島」サカナクション
この疾走感良いですよね。アルクアラウンドを思い出す感じの曲です。


end.

#販売 #販売員

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