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松下幸之助

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「法と経営学」の観点から、松下幸之助の金言を読み解きます!
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2019年12月の記事一覧

松下幸之助と『経営の技法』#320

12/31 天馬が空を往くように ~今、自分は運がいい。これからきっとうまくいく。~ ”おお…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#319

12/30 信念のあるところ ~確固とした信念を持ち、所信を貫いて、淡々と処世の道を歩んでい…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#318

12/29 行きづまることはない ~人間社会が本質的に行きづまることなどない。そうした信念を…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#317

12/28 悲観することはない ~自分が恵まれていることを思い知り、困難にも悲観することなく…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#316

12/27 信用は一朝にして壊れる ~長年築き上げた信用も一朝にして壊れる。実力をつけよう。…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#315

12/26 時代に合わせて改める ~立派な理念をもてば成功するわけではない。時代に合わせて改…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#314

12/25 時に従う ~刻々と移り変わる時に従って考える。守ることに終始すると、時代に遅れてしまう。~  これは幕末の話でありますが、維新の志士の1人である坂本龍馬は、よく西郷隆盛と話しあったものでした。ところがこの坂本龍馬の意見は会うたびに変わっていました。そのために、話しをしていても、西郷隆盛が彼から受ける感じは毎回違うのです。そこである日、西郷さんが、「あなたはおととい会うた時と、今日の話とはまた違うではないか。そんなことではあなたの言葉は信用できない。天下の士とし

松下幸之助と『経営の技法』#313

12/24 自然の理にかなうこと ~自然の理に反することは不可能である。自然の理にかなってい…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#312

12/23 鳴かずんばそれもまたよし ~何かにこだわると、うまくいかない。素直に、自然に、生…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#311

12/22 心も豊か身も豊か ~心も豊か身も豊かという姿になってこそ、真の幸せが人間にもたら…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#310

12/21 実業人の使命 ~物資の生産につぐ生産が、社会全体の富を増大し、繁栄の原動力となる…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#309

12/20 正しい闘争心を持つ ~正しい闘争心、競争精神のないところに、事業の成功、個人の向…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#308

12/19 道は無限にひらかれている ~自ら開拓する熱意に満ちて、心して物事を見、学び取る人…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#307

12/18 なすべきをなす ~ただひたすらに、なすべきをなす。私心をはなれ、やらねばならないことをやる。~  秀吉はいちばん遠くにいて、手強い敵と戦争していましたが、信長が討たれたと知ると直ちに敵と和睦し、そしてとるものもとりあえず引き返して、不倶戴天の主君の敵を見事に討ちました。これは当時の道徳に愚直に従った姿であるともいえるのではないでしょうか。この秀吉の行動については、後世において歴史家の方々などがさまざまな見方をしておられると思います。秀吉が、自分が天下をとる機会