松下幸之助

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ノート

松下幸之助と『経営の技法』#228

9/30 事業に頂上などない

~すべての事業に頂上など存在しない。それぞれの立場で考えるべきことは限りない。~

 世の中は動いているのだから、1日1日、考えが進んでいかなければならない。従業員が10人いる時、その10人いる時の考えに執着するのでなく、15人になることも考えていく。今月は売上げが1000万円だけれども、来月1500万円売るにはどうしたらいいか、そのように、経営者は絶えず求めるもの

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頑張ります!
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松下幸之助と『経営の技法』#227

9/29 企業の社会的責任

~企業には、いつの時代にも、厳として変わらない社会的責任がある。~

 いつの時代にも変わらない企業の社会的責任というものが、厳としてあると思うのです。そういう点をしっかりと認識した上で、時代の変化に対応していくということが、やはり企業経営において極めて大切ではないかと思います。
 そこで私の考える企業の社会的責任ですが、大別すると、次の3つになると思います。
 第1

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松下幸之助と『経営の技法』#226

9/28 経営に魂が入る

~経営理念を明確にもつと経営に魂が入る。困難にも支えとなり、力強い経営ができる。~

 私なりに考えた使命というものについて、従業員に発表し、以来、それを会社の経営基本方針として事業を営んできたのである。それはまだ戦前の昭和7年のことであったけれども、そのように1つの経営理念というものを明確にもった結果、私自身、それ以前に比べて非常に信念的に強固なものができてきた。そし

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やったー!
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松下幸之助と『経営の技法』#225

9/27 通念を超える使命観

~社会通念に従って努力するだけでいいのか。もっと高い使命があるのではないか。~

 私の仕事はもともと家内と義弟の3人で、いわば食べんがために、ごくささやかな姿で始めたことでもあり、当初は経営理念というようなものについては、何らの考えもなかったといっていい。もちろん、商売をやる以上、それに成功するためにはどうしたらいいかをあれこれ考えるということは当然あった。ただそ

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松下幸之助と『経営の技法』#224

9/26 中小企業の強み

~社員1人を120%生かす。中小企業はそれができる。~

 私は中小企業ほど人がその能力を十分発揮しつつ働きやすいところはないし、また実際よく働いていると思うのです。
 世間ではとかく中小企業は弱いといいます。けれども、大企業が個々の人の力を70%ぐらいしか生かすことができなくても、中小企業は100%、やり方によっては120%も生かすことができるわけです。そういうところ

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松下幸之助と『経営の技法』#223

9/25 赤字は許されない

~赤字はその企業の損失だけにとどまらず、社会的損失でもあるという自覚があるか。~

 企業が赤字となれば、これは単にその会社の損失というにとどまらず、社会的に見ても大いなる損失である。赤字を出したからといって、その企業が法的に罰せられることはないが、その企業は社会に対して、1つの過ちを犯したのだという厳しい自覚をもって然るべきだと考える。これは資本の多い大会社ほど厳し

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松下幸之助と『経営の技法』#222

9/24 人間を主体に考える

~人間あっての経営である。だからまずは、人間のあり方を考えなければならない。~

 経営といい、商売といっても、これは結局、人間が行うものである。人間が行うものであるからには、経営や商売は人間を抜きにしては考えられない。というよりもむしろ、人間を中心において考える、人間を主体に考える、ということが非常に大切ではないかと思う。
 人間あっての経営である。だからまず、人

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松下幸之助と『経営の技法』#221

9/23 事業欲

~事業欲は、行きすぎると世間に迷惑をかける。良識を働かせ、調整する必要がある。~

 人には、さまざまな欲がある。そして、その欲が過ぎると、そこに何らかの好ましからざる事態が生じてくる。例えば、食欲が行きすぎると身体を壊すといった具合である。
 ただ食欲であれば、それが過ぎてもわが身1人の苦しみにとどまる。しかし、事業欲のようなものは、行きすぎると自分1人にとどまらず、他の多く

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松下幸之助と『経営の技法』#220

9/22 理念の浸透

~経営理念は社員1人ひとりの血肉となって、はじめて生かされてくるものである。~

 会社としての基本の考え、方針がはっきりしていれば、経営者なり管理監督者としても、それに基づいた力強い指導ができるし、またそれぞれの人も、それに従って是非の判断ができるから、人も育ちやすい。ところが、そうしたものがないと、部下指導にも一貫性がなく、その時々の情勢なり自分の感情なりに押し流される

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松下幸之助と『経営の技法』#219

9/21 一挙手一投足が影響する

~すべての行動が業績に影響する。態度物腰で好感を与えることができているか。~

 先日もある大会社の社長さんにお会いしたのだが、実に丁重である。お辞儀1つでも、こちらが70度ぐらいとすれば、向こうは90度も体を曲げられる。話しぶりも人をそらさなくて、知らず識らず引きつけられてしまう。その会社は業界第1位だそうだが、なるほどこの社長さんなら当然だな、と思わせるもの

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