映画『ひとよ』

先日、「家族」をテーマにした映画『ひとよ』を見ました。

「タイトル」が「ひらがな」の映画といえば
「ひまわり」や「おくりびと」など、いろいろあると思いますが
『ひとよ』のように「ひらがな3文字のタイトル」の映画は
全く思い浮かびません。

話が脱線しますが、『ひとよ』といえば ・ ・ ・
私はルート2の近似値を思い浮かべます。
ルート2=1.41421356・・・の覚え方として
「一夜一夜に人見頃(ひとよひとよにひとみごろ)」が
語呂合わせ!としてよく知られています。

『ひとよ』は気になるタイトルですが
「ひとよ=一夜」ということで ・ ・ ・
映画『ひとよ』は一夜(ひとよ)にして人生が激変した家族と
その周辺の人々が織りなす心模様を描いています。

激しい雨が降る夜、夫の家庭内暴力から子供たちを守るために
3兄妹の母は夫を殺害してしまいます。

母が起こした一夜の事件によって、3人の子供は
「殺人犯の子供」というレッテルを貼られ
心に傷を負いながら、それぞれの人生を歩みます。

刑を終えて出所後、全国をさすらった母は
15年を経て、子供たちのもとに戻って来ます。

15年ぶりに母との再会を果たした長男、次男、長女ですが
母への思いは三者三様 ・ ・ ・

家族の絆を取り戻すために、兄妹が足掻く姿に
すっかり感情移入して見入ってしまいました。

家族について考えさせられる映画でした。

ちなみに私が映画『ひとよ』を見に行った日は11月14日 ・ ・ ・
語呂合わせは「いい一夜(いいひとよ)」ということで
映画『ひとよ』を見るのに適した日?でした。

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