映画『天気の子』

東京都には数多くの映画館がありますが・・・
私のお気に入りの映画館は錦糸町と亀有にあります。
どちらも自宅からのアクセスが便利だし
大型ショッピングモール内にあるので
見終わった後、ぶらぶらショッピングしたり
コーヒーショップでのんびりくつろぐことができます。

亀有といえば、何と言っても「こち亀」ですね。

「こち亀」とは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の略称で
週刊少年ジャンプに40年もの長い間、連載し続けたマンガですが
2016年9月17日発売の週刊少年ジャンプで連載終了となり
大変大きな話題になりました。

「こち亀」の舞台になっている亀有には
キャラクターの銅像が、あちこちに設置されていて
連載終了後も多くのファンが「聖地巡礼」に訪れています。


「アリオ亀有」は葛飾区亀有にある大型ショッピングモール。
先日、「アリオ亀有」内の行き慣れた映画館「MOVIX亀有」で
新海誠監督の最新作アニメ映画『天気の子』を見てきました。
前作のアニメ映画『君の名は。』が素晴らしい作品だったので
期待感いっぱいで見に行く人も多いようです。

映画『天気の子』の舞台は異常気象で雨が降り続く東京・・・
離島から家出をして東京にやって来た少年と
天気を晴れにする能力を持っている少女の交流を描いた映画。

登場人物の生い立ち等、あえて説明を省くことによって
あのシーンや言葉は何を意味しているのかなど
観客に想像させるところに、この映画の奥深さを感じます。

異常気象から東京を守るために、少女は「人柱」になって
この世界から消えてしまいます。

誰かの犠牲の上に、幸せが成り立つことはよくあります。
多くの人を幸福にするには、少数の犠牲はやむを得ない・・・
「最大多数の最大幸福」という言葉が浮かんできます。

異常気象から東京を守るか、少女を救うかという究極の選択。
かけがえのない大切な人を犠牲にするわけにはいかない・・・
少年は少女を救う決断をします。

クライマックスに向かう盛り上がり方は圧巻だったし
美しい映像で、要所要所に流れる音楽も心地よかったです。


映画『天気の子』はもう1回見たくなるような素敵な作品でした。


収集したマッチ箱より


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?