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サピエンス全史(読書ログ)

こんにちは。TKです。
せっかくのお盆休みは、コロナ陽性となり自宅療養の日々となりました。

そこで、前から気になっていたこちらの本を上下巻まとめて一気読みしましたので、内容を簡単にシェアできればと思います!


本の概要:ホモ・サピエンスの繁栄した理由を解き明かす

多様な生物がいるこの地球上において、どうして「ホモ・サピエンス」という種族が、ここまで大きく地球上に反映し、文明を築くことが出来たのか。
その理由を、3つの重要な革命(認知革命・農業革命・科学革命)を軸に、歴史学者であるユヴァル・ノア・ハラリが解き明かしていく1冊となっています。

キーワード:想像力

繁栄の大きなキーとなったのが「想像力」です。
「想像力」は、ホモ・サピエンスだけが持つ能力であり、想像力によって共同主観的な大きな世界に住むことができるようになったのです。
その想像力により、伝説、神話、宗教を踏み出し、更には国家、国民、経済などを生み出すことができたのです。

繫栄=幸せ?

本書では、繁栄と幸せについても論じられています。
技術革新に伴い、昔に比べて格段に致死率は下がっている。では、その分だけ幸福度も格段に向上しているのだろうか。。。
そもそも幸福とは何なのか、、そんな議論も本書では行われています。

読書の醍醐味:目から鱗が落ちる体験

読書の醍醐味の一つは、自分の先入観や固定観念、常識を覆され、視野が拡がり、新しい目で物事を眺められるようになること、いわゆる「目から鱗が落ちる」体験をすることだろう。

サピエンス全史(下) 訳者あとがき より

本書を通して、今まで常識・当たり前だと思っていたことが、過去では常識ではなかったことに、衝撃を受けました。(例:中世時代はゼロサムゲーム。誰か儲かれば、誰かが損をする。だから儲けようとしなかった。今はプラスサムゲーム。利益は再投資して、富の最大化を目指していく)

他にも、今までの"当たり前"が様々な面から覆されます。
読書の醍醐味、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

さいごに

本書、上下巻あり中々に読み応えのある1冊となっています。
しかし、本書を通して視野が広がり、過去の固定観念が覆され、新しい目で物事を見られるようになる体験は、非常に貴重なものです…!

そんな読書体験をしてみたいあなた!
ぜひこの1冊、手に取ってみてはいかがでしょうか。

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