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それでも私は絵本の読み聞かせをやめなかった
娘が生後2ヶ月のとき。
外出をまだ数回しか経験していなかったけど、思いつきで徒歩15分位にあるTSUTAYAまで抱っこ紐で行って、初めての絵本を買った。
いないいないばあの絵本で、
ネコやくまさんが登場する可愛らしい絵本だ。
家に帰って初めてその絵本を読み聞かせしたとき娘は無表情だった。
まだ笑うことも出来なかったし
仕方ないのは分かっていたが
少し寂しかった。
でも私は絵本の読み聞かせをできる限り続けた。
自分が本が苦手だけど本好きになりたいという思いをずっと抱いているから、
娘は積極的に本を読む人になってほしい。
本から色々なことを吸収して育っていってほしい。
そのような私の勝手な希望で、無表情の娘に対して絵本を読み続けた。
それから約1年後、今では絵本が大好きな女の子になり、毎日のように読んでほしい絵本を持って歩いてくるようになった。
お気に入りは三浦太郎さんシリーズで、「くっついた」や「わたしの」をよく読んでいる。
くっついたの「た」を一緒に言ったり、言葉に合わせてお決まりの仕草をしたりするところはすごく、かわいい。
1日に何冊もとなると読むのが大変だけど、それだけ絵本が好きな子になってくれてよかったと嬉しい気持ちになる。
無表情の娘に向かって絵本を読んでいた頃の私へ。
1年もすれば1ぺージ毎に雄叫びをあげるほど絵本が大好きになってくれるよ!めげずにそのまま読んでいれば大丈夫だよ。
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