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個展会場からのお便り<最後かも?>

皆さんこんばんは。成瀬です。

今日は仕事の合間をぬってベルクにやってまいりました。ここでも仕事しております。しがないアーティストである私は仕事を選べない立場にあるのです。泣

今日ベルクに来た理由は、何年かぶりに会う友人がきてくれると言ってくれたからです。それが写真の彼女です。彼女とはパリで知り合い、当時バイオリンを音大で学んでいた彼女と、写真に没頭していた私には、不思議な共通点がありました。アートを志す者同士として、会話もてんで畑違いながら、共通点が感じられたのでした。お互い、そんな話し相手を探していたのかもしれません。

そんな彼女も今は2児の母。シングルマザーで仕事に奔走しながらも立派に子育てをしている、私の尊敬する友人の一人です。

今夜は彼女に会うためだけにベルクに来ました。徹夜続きで、「顔色がどす黒い」と言われなじられておりますけれとも、愛すべき友人です。たまたま同席した私の弟子と気が合ったらしく、横で盛り上がっております。

ベルクからの個展中のお便りも、今夜が最後になるかもしれません。仕事が忙しすぎて、食事を取る暇もなく、自宅兼事務所から一歩も出られないのです。こんなにこき使われても給料は雀の涙。悲しい現実です。顔だってドス黒くもなりますよ、そりゃ。

次回はいつになるかわかりませんが、私も自活の道を探しております。どうか、ご声援の程を。

それではまた次回

成瀬功

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