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新しい習慣を始めたければ「○○」を捨てるべきという話

どうも1610です。

習慣って大事ですよね。

人間の行動の45%は習慣と言われています。
人生を変えたければ習慣を変えることを考えるべきというわけです。

中国語、英語、プログラミング、動画編集。

ぼくも、これらの勉強を習慣によって続けられています。
ストイックなようにみられますが、意外に楽しく続けられているのは、生活の中のいろいろな「ムダ」を工夫して削っていったからこそ。

そんな中で、特に「これは決定的にムダだな」と思ったものがあります。

それは意志力です。厳密には、じぶんの意志力への過信です。
習慣づけにおいては、自信はあらゆる失敗の遠因なのです。

というわけで、今日のnoteは「新しい習慣を始めるには自信を捨てよう」です。


自信満々で立てた計画ほど挫折につながりやすい


過信して計画する → 現実は期待を下回る → やる気をなくす

小学生の夏休みの宿題計画にありがちな話。

でもぼくら大人も笑えませんよね。

だからぼくはスケジュールを立てるとき、あえて休憩を多めに入れます。

自己卑下し計画はゆるめに → 現実は期待を上回る → やる気が出る

「多めに出来たらラッキー」くらいの気持ちでやる方が精神的にもラク。

動画配信に出版にと大忙しのメンタリストDaiGoも、スケジュール帳には予定と同じくらいの空白を意識しているそうです。


自信のせいで環境づくりを怠る


例えば「テレビをついつい見てしまうのをやめたい」と思ったとする。
「テレビを見ない習慣」。
最高の方法はテレビを捨てることですが、そんな決心はなかなか持てない。

なぜか?

自信の意志力で中道(=ほどほどに楽しむ)を行けると勘違いするから。

しかしそれはムリなのです。
なぜなら意志力には誰しも限りがある。
それは科学的にも指摘され、「ウィルパワー」と呼ばれます。

このウィルパワーは有限で、RPGでいうMPのようなもの。
意志力を必要とする場面 = 決断の場面のたびに消耗してしまう。

そして決断には「何かをしないことを決断する」ことも含まれる。
テレビがそこにあるだけで、見てなくてもじわじわMPが減っていく。

誘惑が増える = 決断の場面も増える = 意志力の消耗が激しくなる

この「目に見えない消耗」はダメージの自覚がないだけに恐ろしい。

意志力に自信がある=自覚がないので消耗が激しく失敗しやすいわけです。

だから何かを続けられる人は決して精神力の鉄人ではない。

むしろ己の精神力の限界を認識して、ムダな選択肢を減らし、決断を自動化するような仕組み作りが上手いのです。


まとめ


「キリのいいタイミングで...」
「今日は遊んで明日から...」

ぼくらはすぐ意志力に頼ろうとするし、それが正攻法だと思ってしまう。

でも正攻法にこだわるなら、そもそも意志力で何かを乗り切ろうなんて、初めから思わないべきなのです。

なぜなら、たとえ幸運にも意志力で何かの誘惑を振り切れたとしても、「そのぶん意志力は確実に消耗する=別の場面に影響が出る」から。

「我慢しなきゃいけないようなものは初めから身近に持たない」

それが一番だと、長い廻り道を経て気付きました。

所詮ぼくらの意志力など屁みたいなものなのだから。

弱いぼくら、でもせめて弱さを認める強さを持ちたいものです。

おまけ

スマホは選択肢の塊です。
視界に映るだけで集中力を削ぐという研究結果もあり、習慣化の天敵です。

その意味ではシンプルな「ガラケー」が理想ですが見た目がダサい。

そこでおすすめしたいのがぼくも愛用するスイス生まれのPunkt. MP02

デジタル・デトックスを目的に開発されたムダのないデザインと機能性。
以下の記事で詳しく解説します。

「やりたいことが多すぎて時間がない」?

ぼくもです。

そんなひとのためにこんなノートを書きました↓


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