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売れるデザインを知る【ブランディングについて】


僕はデザイナーほどモノが売れる仕組みや秘訣を知っておく必要があると考えています。

けどモノが売れる(経営的な)事を考えるのは基本経営者やクライアントですよね?だからデザイナーは言われた要望に応えていくだけでいいなんて思っていませんか?


僕はそうじゃないと思っています。


モノは売れないと意味がない。誰かに買ってもらって初めて意味があるのです。

せっかく自分がデザインしたモノなら、多くの人に使って貰いたいですよね?自分のデザインを売っていくためにも売れるデザインの秘訣は知っておくべきだと考えています。


ではデザイナーはどこまで経営的な知識を身につけるべきなのでしょうか、どこまで経営的なことに首をつっこむべきなのでしょうか。


売れるモノの仕組み


デザイナーが知っておくべき経営的な知識をお伝えする前に、まずは世間で売れているモノの仕組みをひも解いてみましょう。

例えば、スターバックスや無印良品など世間で売れているメーカー。

それらのモノには売れるための秘訣があると考えています。


一つ目はコンセプトがしっかりしている事です。

スターバックスだったら‘サードプレイス’

無印良品だったら‘これがいいではなくこれでいい商品’

みたいに、売っていくモノに対して意図がありエンドユーザーに伝えたいものが明確です。


二つ目は信頼がある事です。

「ここのモノなら多少高くても信頼があるから安心だ。」

そう思って買ったモノも多いんじゃないでしょうか。
スターバックスも無印良品も何買っても大丈夫って信頼感ありませんか?私たちは知らない間にその商品を信頼して買ってしまっているんですね。

皆さんは信頼のないものをお金を払って使おうと思いますか?
ほとんどの人は買わないと思います。


ここで何が言いたいかというと、信頼を勝ち取ったものが売れるという事です。

そう、この信頼を勝ち取る、信頼を作り上げる事こそがデザイナーに必要な経営的な知識です。

この信頼を作り上げていく事を、
ブランディングと言います。


ブランディングって何?


ここ2、3年でかなり耳にするようになったブランディングと言う言葉ですが、実際ブランディングって何?って方も多いと思います。

僕もここ1年ぐらいでやっと中身を理解できるようになってきました。


Wikipediaによると、

ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。また、その手法


だそうですが、ちょっと難しいですね、、


簡単に言うと、

ユーザーに刺さる商品や企業を作り上げる為にブランディングが必要という事です。


ブランディングの目的は、
商品や企業の信頼を作って、ファンを増やす事です。


商品や企業の信頼を作る(デザインする)

商品やサービスを使うファン(ユーザー)が増える

多くの人が使うモノという事で信頼度が上がる
さらに宣伝効果も上がる

どんどん売れていく


簡単に言えばこんな仕組みです。


これはうまくいった時の例ですが、うまくいかないことの方がほとんどです。

ですが、ブランディングをするのとしないのとではやっぱり売れ方や認知のされ方は変わってくると思います。

ブランディングすれば成功する。
といつわけではなく、
成功している背景にはブランディングがある。ということです。


売れるデザインはブランディングから始まる


今のデザイン業界では、ブランディングの知識はどんなジャンルのデザイナーでも必要な知識になっていると感じます。

ブランディングをする事が当たり前になってきた今だからこそ改めてブランディングの事を知るべきではないでしょうか。


今回はブランディングについてお話ししましたが、次回は具体的なブランディング手法についてお話し出来ればと思っています。
(やるかは未定です。悪しからず。)


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