見出し画像

子供心に憂鬱だった歯列矯正のおはなし

マスクをするのが当たり前になった今、巷では歯列矯正をする人が増えたとかなんとか。

自分は小学生のときに矯正しました。噛み合わせが上と下で逆になってたんだよね、いわゆるシャクレみたいな感じで。

子供のうちにやっておかないとダメだと言われて、親に無理やり歯医者に連れられて行ったので、それから定期的に行くのが本当に嫌で、帰りはふてくされて泣きながら歩いたりして母親を困らせてたなあ。だって歯に意味わからん針金をつけられてるんだもん。

世間をよく見渡せるくらいの歳だったら、歯列矯正中の人なんて珍しくもないことがわかって、そんなに恥ずかしくもなかっただろうけど、子供だったし学校が世界のすべてみたいなところがあったから、とにかく”みんなと違う”ってことがつらくて毎日憂鬱でした。

学校ではなるべく歯を見せずに話したり笑ったりしていたな。とても不自然だっただろうし、バレまくっていただろうけど、みんな気を使ってくれていたのか一度も指摘されたことはなかったです。やさC。

一年くらいで完了したんだっけな、内容としてはまず上の歯の裏側から少しずつ前に押し出す針金を固定、それが終わったら次は歯並びを綺麗にするワイヤーを付けられ、そして最終的にそれを固定するものを付けられ。3段階の治療でした。下の歯は全くいじられませんでした。

今では噛み合わせはもちろん綺麗になって、矯正して本当に良かったと思ってます。子供だったからお値段はわからなかったけど、恐ろしく高いんだね…。無理やりにでもやってくれた親に感謝です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?