Jaga Jazzist『Pyramid』

北欧（ノルウェーだっけ？）のジャズ集団、Jaga Jazzistの新譜『Pyramid』が出てました。

ジャズ言うてもエレクトロニカ成分が多いので、ジャンルで言うとクロスオーバージャズになるのかな。

5年前にリリースされた『Starfire』はだいぶ音がとんがってたし、派手な曲が多めで決して悪くはなかったけど、そのときの自分の気分の問題だろうな、ちょっとガチャガチャしすぎてる感じが「今はこれじゃないな」と思えてあまり聴いていませんでした。

それが今作（まさかのフライング・ロータス主宰のBrainfeederレーベルに移籍後の作品）は、70s,80sを意識したようなレトロなシンセサイザーの音色を多用した、ゆったりしたギャラクシーみ溢れるアルバムになってました。

1曲が長尺になっていて、全4トラックで約40分。
その長さもゆったりした曲調のおかげでずっとフワフワしながら聴いていられます。

『Starfire』が好きだった人にはこれは不評かもしれないけど、自分的には全然アリです。

一番好きなアルバムは『What We Must』。

今後これを超えるアルバムを期待しています。