第109怪~耳憑夜、耳なし芳一現代版(後編~沖縄変)無料記事
お憑かれ様デス!
今年の耳憑夜は今年のうちに!と、お掃除マイペットのCMが如く、今週は昨日に引き続きなんともう一本、定期購読マガジン【仮分数のヒトビト】無料更新であります。
と、その前に本日28日は21時よりストロベリーソングオーケストラ公式YouTubeチャンネルにて、11月に行いました演劇作品『切り咲きジャップ~口裂け女とメリーさん現る!』のもうひとつの顔と題しまして、プレミア配信を行いますヨ。
以前配信していたバージョンとナニが違うかと言うと、劇中に登場する『黒子』の役がダブルキャストであり、今怪はそのもう一つのバージョンなのと、あと、影像編集を施したバージョンになっており、音声の方もEQ調整とノイズも処理しているので見やすくなってるかと思います。是非、ヘッドホン、イヤホンを憑けてご覧ください。で、コメントは勿論の事、チャットでのレスポンスも宜しくお願いしますよ!少し早いお年玉としてスーパーチャットの方も是非お願いします(黒服の借金鳥が毎夜毎夜とアナーキー包丁をぎらつかせて玄関前に立っている状況を打破すべく…)
そして、なに身内で潰しあってんねん!と同日である本日28日、秘密倶楽部アニマアニムス年内最終営業日ともなっております。是非アニアニに来て、今年一年の反省怪を皆で行いたい次第なので、アニアニでやんわり配信を観つつ、スパチャも落としつつ、アニアニでも落としつつ…(故に過去に2ちゃんねるで座長は金の亡者だ!と書かれるハメに)
なので、今宵、どちらかの鏡町でお待ちしておりますので、皆さん宜しくお願いしますヨ!!
あ、配信には団員もチャットで参加もしますし、配信終了後は団員での生配信もあるとか無いとか??こちらも皆さん是非ご視聴の程宜しくお願いします。
さて、今日の犯行予告はこれ位にしといて、本日のnoteは耳憑夜の最終夜・沖縄変の回想録としてお届けして逝きたいと思います。めんそーれー!
耳憑夜も大阪、広島と終え、残す処が最終夜の沖縄のみとなり、本番の前日12月9日に飛び立ちました。
人生初沖縄という事でテンション上がりまくり。が、この日の沖縄の天候がバッドコンディション。故に乱気流に揉まれまくりで生きた心地がしないデスフライトの中、横に乗っていた唖は「ヒャッホー!」と叫んでおりました。どないなっとんねん!
白眼を剥きつつ那覇空港に到着。
そうか、人生初の沖縄の夜は雨デスか、しかもまあまあ本降りの。。
と、井上陽水の傘がない如く傘なんて持ち合わせていない唖と瞽は、傘もささずに沖縄~と鼻歌なんか歌ってる暇もなく、かなりのしかめっ面で宿に迄小走りで移動。
宿に到着し、濡れネズミからこざっぱりになった我々の本日の目的は勿論、沖縄の夜!そう、この日の為に呑みベをあげていたのだ!今日はしこたま呑んでやる!お前を蝋人形にしてやろうか!と変なおじさんのテンションで、唖がそれをフル無視し、イソイソと步くあとを憑いて逝く。待ってよー…
どこかで見覚えのある光景だ。
いつぞやの公演でも打ち上げ終わり、お酒もまあまあ入り、アンヨが痛い僕は千鳥足かつ足を引き摺りながら「待ってよー」とメンバーに声をかけるも、先に歩いていた犬拐が一言、、
甘えるなよ!!
と吠えたのである。
まあ、その時はまだ「甘えるなよ!!」があっただけマシか。そんなデジャヴの沖縄の夜。まず、唖が案内してくれたのは、宿から歩いて5分程のところにある商店街を抜けたところに再び現れる牧志公設市場なる商店街にある酒場群。
ここから暫く食べログで良く見かける、うざいオッサン風な記事になります、あしからず。
なんだろ、大阪で例えたら、天満とかの呑み屋街をキュっとしたような感じのとこかな。そんな数店舗が軒を連ねる中から唖がセレクトした店が「川かみ鮮魚 魚坊」さん。なんとも南国に訪れたなという雰囲気のお店。
なんでも3年前に唖が耳憑夜の舞台として単独で潜入捜査(という一人呑み)を施した際に見つけた店らしく、普段の呑みでは最低3軒はハシゴし、膝や肘を粉砕する唖が、この1軒で仕上がってしまったという魔境へと訪れた訳で。
なんでも沖縄は空前の「せんべろ」ブームが来ているらしく、いやいやそんな言うても「せんべろ」なんか、大阪や東京でも出来るがな、1000円でサクっと1~2杯呑んで、おでんをつまんでって事でしょ?と、唖に嫌味っぽく言うてみたら唖はニヤリと嗤い「まあ、入りまひょか?」と入店。
店内に貼られているメニューも見回すと…
あらら?「せんべろ」1000円という事しか書いてないような・・。
店員さんの殆どが東南アジア系の若い女の子で、そのうちの一人がオーダーを取りに来てくれて「センベロデイイデスカ?」と。じゃあ、沖縄流せんべろという奴をいただいてみようじゃありませんか?とオーダー。
初手。沖縄といえばやはり「オリオンビール」という事で、まずはその黄金の海酒ならぬ麦酒で乾杯!
ぷはーーーーー。
ひっさびさに呑みましたわwwオリオンビール。
この軽い口当たりとのど越しがグイグイ呑めてまうねんなあ。
と、同時に卓に並んだのがコレ。
え!
え!?(二度見)
ちょ、ちょい待って!!
これナニ??
そう、沖縄の「せんべろ」は、お酒におつまみが1品憑いてくるのだ。しかもお酒が3杯憑いてくる…
え!3杯お酒が呑めて、まぐろの刺身が憑いて1000円??と驚いていたところに、店員の女の子が「あと、こちらから1品頼んでください」と、まだ他にもオーダーを取ってくる。煮魚やらもつ煮やら種類も豊富。
酒の肴がお刺身ともう一品という訳で、これはもう呑むしかおまへんな!と意気揚々と3杯呑みほして、お刺身やらなんやら食べたらすっかり仕上がってもうたがな(汗)
顔が店先の赤ちょうちんかと思わせる程に赤くなったところで店員さんに「おあいそで!」と、当たり前やけど、一人1000円のお怪計。
沖縄の洗礼を浴びたところで、ごっそさん!
ほんまどないして採算取ってんねやろ?と、可愛らしい店員さんにむかって、
ほな!
と挨拶したところで退店。また来まっさ!
すんません。嫌ぁな感じのオッサンがやってるような食べログ風日記でした。
と、こんな感じで瀉葬の演目をやってる以外は、殆ど商店街で呑んでおりました。
まあ、呑んで食べてを繰り返し、あきらかに大阪を出発する前より増量している中、しっかり沖縄で瀉葬、やってきましたよ!
今怪の匣は、前々回のnoteでもお伝えしたように、沖縄公演を全てアテンドしていただいた有村製薬株式会社の有村さんがセレクトしてくれたSOUNDS GOODというライブハウス。
大阪、広島とやってきましたが、今怪の沖縄はこんな感じの舞台でありました。
スクリーンが超絶にデカイ!!
広島ヲルガン座のステージのスクリーンも大概大きかったけれど、その比じゃない大きさに驚く唖と瞽。瀉葬文幻庫史上、最大の影像比率にテンションも上がるってなもんデス。
タイトルも迫力満点!
大きなスクリーンにライヴハウスの音響と理想の見せ方が出来たんじゃないでしょうか?
大阪、広島での失敗部分を補正しつつ、会場の状況をうまく使えた演出で出来たと思います。
大阪、広島、沖縄と今怪、耳憑夜をやらせてもらいましたが、どの匣でも産まれる物語に色んな顔があって、この「音狩り」という時代があった我々の世代を後世迄残せたらよいなあと、そして、やっぱり「音」って人間に必要不可欠な存在なんだなと、演者の皆さん、そしてそれを支えてくれている月の裏方衆、そしてそして目劇してくれている「音」を求めてるお客さんがいるからこそ、需要と供給の構図が出来上がってるんだなと思いました。と、ちょい真面目に語ってみたり。
沖縄での集合寫眞。
沖縄の地でもこれだけ濃い面子が集まるんデスよ。
また必ず帰ってきたい場所でありました(特にせんべろ)
3泊4日の沖縄、結局海を一切見る事無く帰阪。
12月の大阪は寒かった!
こうして耳憑夜~葬怨行脚は幕を閉じるのでありました。
さて、明日もnoteを公開します。
今年一年を振り返ってみようかなと思います。
ほな!ごっそさん!
お憑かれ様デス!やってて良かったnote! アナタのお気持ち(サポート)宜しくお願いします! いただいたお気持ちは今後の執筆活動・創作活動にドバっと注いで逝きます!!褒めたら伸びる子なんデス(当社比)