見出し画像

定点観測:日経の予想②

前回の日経予想からのアップデート

チャート見てもらうと判るように今回は現時点で大きく外しております😅

なお、灰色の予測は日経のEPSと需給のタイミングからみたものであってテクニカルは全く考慮していません
裏を返すと今回はテクニカルの勝利というところですかね。

所で、アメリカの方を見てみるとこんな感じでそもそもMSQ前に需給で一時的に上げる場合が多く(白矢印)

今回、単に需給の流れあるいはテクニカルで上げているのかそれとも別の要因で上げているのかよく判断がつかない状態です。

では別の要因とは何かといいますと、ズバリ年後半のEPS上昇を先取りしている。

これは日経で考えたほうがわかりやすいです。

赤の矢印がPBRが急上昇、つまりBPSが低下しているにも関わらず、日経が上がっているパターンです。
これは想像ですが、設備投資などを企業が積極的に行っているため、のちのEPS上昇を先取りしているなどそういった理由があるのではないかと思うのですけど、とにかくEPSに先立ってPBRが上がる傾向があります。

直近このパターンが出ていてあれあれ?とは思っていたんですよね。

ただ、今回の場合、単に人件費や材料費の高騰でPBRが下げていることも考えられ、判断に迷うところです。

とにかく、日経も、アメリカも年後半にEPSが回復するのであれば、現在の株高も説明がついてしまうので厄介です。

個人的には、EPSが上がるわけがないと思っていますが、実際は蓋を開けないとわからない。

さて、では仮にEPSが年後半上がるとなるとどう計算されるかといいますと、
日経でいうと、EPSを先取りしてPERが上がる現象が発生するため、

EPS:2100xPER:14倍=29400円

が上値目処になります。

値幅で書くとこのエリアです。

EPSで書くと、こんな感じ

赤がEPS上振れで、日経年末センター値で28300円あたり
青が従来どおりのEPSで27200円あたり
となります。

以上仮にEPSが年後半回復するとどうなるかでした。
繰り返しになりますが、現段階では市場予想は年後半の回復を見込んでいるとはいえ、僕の予想はそれはまだ早いと考えています。なのでもしこれから先株があがるのなら何処かで調整が起きてしかるべきというスタンスです。

ですが、今現在、売る理由がないのでとりあえずどちらにころんでもいいように様子見で行こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?