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作詞/詩 「混濁の夢」

「混濁の夢」





わざと横を通り過ぎたってこと
気付かれないように
全部いつも通り過ぎ去って行って
無かったことになるし

それでも 高い靴をはいて
それでも 足りない背をなおして
あなたとすれ違う毎日

何色に溶けたらいいの?
夜の黒 昼の青
どこでもいいから混じらせて
そしてあなたに映りたい

こぼした言葉以外に 想いがあるけど
飲み込んだ
こぼれた言葉 意外に重い 言った側から
落ちてった

それでも 拾って胸にしまい
それでも 泳いだ目を戻して
あなたの背中を見つめてる

何色に溶けたらいいの?
朝の赤 夕の白
なんでもいいから混じらせて
そしてあなたに残りたい

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