人生の④拒食症と私 大嫌いがキッカケ


大学病院に行く事になったのですが、本当に主治医が嫌いでした。

患者が座る椅子と結構距離を空けて置かれた長い机を前に、一切何も話さず電子カルテで記録している女性を横に置き、一切動く事なくダルそうに話をするハゲたおじさんが主治医でした。

ま じ で 嫌いでした。

患者の話を聞こうとしないというか…興味がなさそう…むしろ鬱陶しく思ってるように感じて、その上威圧的。

「はい体重測ってー〇〇キロねーまた減ったー?このままじゃ入院だよー?ちゃんと食べてねー、はーいまた今度ー。」
の繰り返し。

意味ある?みたいな。

どうしても会いたくなさすぎて、早く通うのをやめたくて、毎回分厚い服を着て、水を沢山飲んで診察に挑んでいました。(今思えば水ガブ飲みは危険でしかない)

大学病院なので、私より重症な方がほとんどでしたので、とにかく体重が少し増えて落ちなければ通院終了だったので、なんとか頑張りました。

痩せたいより会いたくないが勝ちました。

先生がわざと嫌なキャラで接してたとしたらそれは天才だと思いますけど…

主治医からは軽快した様に見えますが、私は何も変わっていませんでしたので(飲んでたの水だし、着込んでいたのは服だから)、まだまだ病気でした。

  続く

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