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【読書記録】お金2.0-新しい経済のルールと生き方-を読んだ感想

人間は、自分が生まれた時にすでに存在したテクノロジーを、自然な世界の一部と感じる。15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは、新しくエキサイティングなものと感じられ、35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられる。

価値の保存・尺度・交換の役割を担うお金。国家が管理する中央銀行がお金を刷って、経済をコントロールするのが標準的になってきたのは、ここ100年ほどである。そうなると、仮想通貨やブロックチェーンなどの新たな仕組みが100年後の標準になっていてもおかしくはない。

「原理」とは船が海に流れていかないようにするための碇のようなものです。原理に常に立ち返ることができれば、自分の乗った船が流されることはありません。

【読書記録】お金2.0-新しい経済のルールと生き方-目次

第1章 お金の正体
第2章 テクノロジーが変えるお金のカタチ
第3章 価値主義とは何か?
第4章「お金」から解放される生き方
第5章 加速する人類の進化

もちろん実際はもっと複雑で無数の要素があるのでしょうが、中でも影響力の強い3つに絞りました。「お金」「感情」「テクノロジー」の3つです。例えば、古代ローマの「フォルム」や古代ギリシャの「アゴラ」など、都市の公共広場は政治的にも宗教的にも非常に重要な役割を担っていたことは有名です。これらの自然に内在する力と、それに似た経済のベクトルの強さを考えると、ある着想が湧いてきます。それは「自然の構造に近いルールほど社会に普及しやすく、かけ離れた仕組みほど悲劇を生みやすい」という視点です。実際は「注目」や「関心」に過ぎないものが、「評価」や「信用」という高尚な概念に「すり替わっている」ことに違和感を覚えている人が多いのだと思います。

お金2.0

まとめ

最近の勉強記録・アウトプット
・テクノロジーの進化には一本の「流れ」がある
・すべてを「原理」から考えよ
・未来予測の鍵は「パターン」
・予測の次は、タイミングの見極め
・常に原理から考える
・すべては「必要性」からはじまる
・イノベーションの正体
・テクノロジーの進歩と社会の変化に潜むパターン
・パターンはビジネスの世界から見えてくる
・自らパターンを見出すには行動あるのみ
・すべての事象の「目的地」はひとつであることが多い

パターンは消費活動・消費行動によって必ず必然的に生まれるもの。例えば、車の部品。車の部品は車あっての部品でありパーツである。消費活動、生産活動、分配活動などの相互作用の中から世の中の小さい経済の流れがうまく調和し作用している。パーツは触れるものであり逆に前述の通りだとパターンは触れはしないがデータをストックした場合には必ずしも必然的に消費活動、消費行動によっても生まれるのである。

辞書引用:テクノロジー(Technology)とは「特定の分野における知識の実用化」、「知識の実用化によって与えられる能力」、「科学的知識を個別領域における実際的目的のために工学的に応用する方法論」を指す概念。科学的知識を用いて開発された機械類や道具類を指すこともある。また「エンジニアリングや応用科学を扱う、知識の一部門」ともされる。

テクノロジーは特定の分野における知識の実用化である。そして、知識の実用化によって与えられる能力でもある。初期の人類による道具の使用(テクノロジー)は行動の複雑化と道具の使用が組み合わさり、現代的な意味での言語が生まれたと考古学者の多くが考えている。なので、テクノロジーを突き詰めると言語でありプログラミング言語もあるプログラム言語の設定内の中でのコードを組んでシステムをするのであろうと思う。

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