見出し画像

【読書記録】葬送のフリーレン1巻読んだ感想

『葬送のフリーレン』(そうそうのフリーレン)は、山田鐘人(原作)、アベツカサ(作画)による日本の漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)にて、2020年22・23合併号より連載中。2021年に第14回マンガ大賞および第25回手塚治虫文化賞新生賞を、2023年に第69回小学館漫画賞受賞。

【読書記録】葬送のフリーレンあらすじ・要約

勇者ヒンメル、戦士アイゼン、僧侶ハイター、魔法使いフリーレンの勇者一行は魔王を倒し王様に報告しています。王様が広場に勇者一行の彫像を作ってくれ、広場で酒や食べ物を楽しみながらこれまでの10年の冒険を振り返る。50年に一度の流星群、エーラ流星を四人で眺めながら、平和な時代の幕開けには丁度いいな、とヒンメルは呟いた。フリーレンはエーラ流星がもっと綺麗に見える場所を知っているから案内するよ、と言い50年後に再び流星群を見よう、と皆で約束をします。

勇者ヒンメルが亡くなり、フリーレンはもっと人間を知ろうとするたびに出る。勇者ヒンメルの死から20年後、中央諸国、聖都シュトラール郊外の森をフリーレンは歩いています。この森いつも迷うな、とフリーレンが呟いていると、一人の少女が声をかけてきます。ハイターって人の家を探している、とフリーレンが言うと、少女はフリーレンの家に案内してくれます。勇者ヒンメルの死から26年後、中央諸国、ターク地方でフリーレンとフェルンは人々の頼み事を聞いてあげる報酬として、色々な魔法を収集していました。それは温かいお茶が出てくる魔法だったり、銅像の錆を綺麗に取る魔法だったり、甘い葡萄を酸っぱい葡萄に帰る魔法だったりと、変な魔法ばかりです。フェルンからは、変な魔法ばかり集めていますね、と呆れます。次の依頼は薬草家のおばあちゃんからの依頼で、放置されている勇者ヒンメルの銅像を綺麗にするというものだった。

勇者ヒンメルの死から27年後、交易都市、ヴァルムでフリーレンは、手分けをして旅の物資を補給しようか、とフェルンに話しかけていく。しかし、フリーレンから貰ったメモを見ると、必需品はほとんどフェルンが買うことになっており、フリーレンは何を買うのか、フェルンは聞きます。すると、…薬草とかだよ、とフリーレンは答えますが、その表情は何か隠しているときの顔で、フェルンにとって碌なことがありません。勇者ヒンメルの死から27年後、中央諸国、グレーセ森林でフリーレンはフェルンの防御魔法の修行をしています。フリーレンは防御の隙を狙って、魔法の弾道を変えて背中に魔法を当てます。魔法を防ぐことが出来なかったフェルン、どう対処する?とフリーレンから聞かれて、今度は防御魔法を自分の周囲に展開して防ぎます。しかし、修行が終わる頃には、フェルンは魔力の消費のし過ぎで魔力切れの状態になってしまう。

勇者ヒンメルの死から28年後、中央諸国、グランツ海峡は古くからの航行の難所で色々な物が流れ着きますが、今は人手が足りず放置されてしまう。フリーレン達はこの海岸の清掃の依頼を引き受ける。報酬は大魔法使いフランメの著書ですがフェルンは魔導書が偽物だと見抜きます。そして、フリーレン達が海岸の清掃を引き受けて三カ月が過ぎ季節は冬になっています。フリーレンは毎朝、フェルンに起こしてもらいご飯を食べさせてもらい、服を着せてもらっていてフェルンから、これ私完全にお母さんですよね、と呆れられてしまいます。勇者一行と旅していた時、寝坊はしょっちゅうでしたが、怒られたのは一度だけだとフリーレンは言います。勇者ヒンメル達がまだ旅をしていた頃、アイゼンの家族が眠る墓を訪れた一行、ハイターは昔、アイゼンの村が魔族に襲われたと知り、墓の前で祈りを捧げます。人は死んだら無に還ると言うアイゼンに、天国に行くんですよ、とハイターは言います。そこからヒンメル達は、天国は存在するか、存在しないかと言う話になり最後はアイゼンの家族が眠る墓に全員で祈りを捧げます。

勇者ヒンメルの死から28年後、中央諸国、ブレッド地方を訪れたフリーレン達はアイゼンに会いに行きます。アイゼンに何か手伝ってほしいことはないか?と、フリーレンが聞くとアイゼンはフォル盆地へと向かいます。そこで大魔法使いフランメの手記を探して欲しいとアイゼンは頼みます。

本作の主人公フリーレン(Frieren)。魔王を討伐した勇者パーティーの魔法使い。長命なエルフ族の出身で、少女のような外見に反して1000年以上の歳月を生き続けている。人間とは時間の感覚が大きく異なるため、数か月から数年単位の作業をまったく苦にせず、ヒンメルらかつての仲間たちとの再会も50年の月日が経ってからのことだった。ヒンメルが天寿を全うして他界したのを機に、自身にとってはわずか10年足らずの旅の中でヒンメルの人となりを詳しく知ろうともしなかったことを深く後悔し、趣味の魔法収集を兼ねて人間を知るための旅を始める。生前時のヒンメルに対する意識は希薄であったが、幻影鬼(アインザーム)との遭遇時や、奇跡のグラオザーム に「楽園へと導く魔法(アンシレーシエラ)」を使われた際などは幻想の中でヒンメルを思い描くなど、無自覚に意識しているような描写が散見されている。

まとめ

魔王を倒したその後の話。これがヒンメル構文…!フリーレンは人のために涙を流せる優しい子。ちょっとずつ変わっていくフリーレンの様子に、旅の仲間達がこっそり嬉しそうにするのがいい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?