何気ないことも笑って話せるのなら
昨年くらいから似たような仕事をしている同年代の2人と顔を合わせる機会が増えた。
友人でもあるけれど、それぞれ尊敬しているところがあって言わば同志のような存在だ。
服装の趣味や好みはそれぞれ違うので、きっとまだまだ若い頃(高校生くらいのとき)に知り合っていたら友達付き合いなど無い3人だっただろうなぁ、とぼんやり思う。
心を許せる相手にはとことん甘えて、寄りかかりたくなる。
ちょっとしたことも、他の人には言えないモヤモヤしたことも、深い悲しみも、隠していたい辛い部分も見せられる。
『この人なら些細なことも言える』
というのは、人付き合いにおいて最も重要なことではないか。
遠慮がないわけではなく、何でもかんでも言えるわけでもないけど(皆バリバリ仕事をしていて忙しいし)
ふとしたときに
「あぁ、この何だか処理できない気持ちを言いたい」
と思ったら、真っ先に顔が浮かんだりする。
あとは、本当にどうでもいいこととか。
近くにいるわけではないけど、少し時間をかければ会える距離。
ちょうど良い塩梅の関係性だなぁ、と別れた後にいつも感じる。
「またね」と手を振りながら帰る瞬間、ちょっとした寂しさのあとにまた次に会える日を楽しみにしている自分がいた。
今度はここで。
会う場所は何だかセーブポイントのようだ。
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