ウィル様は今日も魔法で遊んでいます

くそ暑いですね。北海道に住んでいたとき、北海道も最近は暑いしエアコンついてないし最悪、みたいなこと言いましたけど、なんだかんだ扇風機で生きていける程度の暑さだったなと懐かしく思い出されております。

今日は、いわゆる「おれつえー」的な漫画の紹介になります。
オレツエー系の漫画、「あれ、俺またなんかやっちゃいました^^;?」
というセリフが有名ですよね。

異世界に転生することで何か超絶強い能力を手に入れ、
「自分にとってはそんなすごい事ではないけど驚かれてびっくり」
がひたすら繰り返される漫画ですね。もう、流石にいいですよね。

「僕またなんかやっちゃいました?」はマジで会議とかでやらかしたときに僕が発言する内容であって、強い主人公は謙遜すんな。まじで失敗している僕に失礼だと思わないのか。

また最近ですと、乙女ゲーの悪役令嬢に転生するのも流行ってますね。
あれは、大体の乙女ゲーにおいてヒロインのライバルたる悪役令嬢に課されるバッドエンドを回避する為に、あらゆる良い行動をとった結果、人間から「何故か」好かれるし、それを信じないという、実質おれつえー系の漫画かなと思っています。

この「何故か」とか、「自分ではそう思ってないけど」とか
いります?要らなくない?

なんかおそらく、強すぎたり、才能のある主人公がすごいだろって言うのは傲慢にうつってしまったりするのではないのか、という懸念から、冒頭の謎の謙虚さとか無自覚さを描いているんだと思うんですけど、

現実世界でもすごい人にはすごいやろって顔しておいて欲しくない?
それで嫌いになったりすることは無い様に思うんですが。むしろその方が自分に自信があるように見えてより魅力的に写る気がします。

漫画とかでそういう表現があると、何の謙遜?って読んでてすごい思ってしまうんですよね。もちろんわくわくするような展開の漫画もこのジャンルには多いんですけど、謎の謙遜が出てくるとめっちゃ萎えちゃいます。

その点今回書こうと思っている「ウィル様は今日も魔法で遊んでいます」
は違いますよ。

3歳の男の子が一度見た魔法をすぐに再現できるという才能を存分に発揮して、見たこと無い魔法を作って周りも驚くし、本人はえっへんといった感じです。そう、すごかったらえっへんでいいのよ。これなんだよな!

全部の属性の魔法使える、えっへん!
そうそう!
違う属性の魔法を混ぜて使える!簡単!えっへん!
そうそう!

こういうのでいいんですよ。子どもの無邪気さと魔法の才能が、かなりいい感じにマッチしています。

但し、やはり子どもなので、どういった魔法を覚えさせるか、ウィル君が今後どういう魔法使いになるか、というのは大人の責任として描かれます。
屋敷の家族や使用人たちで主人公のウィル君を温かく見守る感じの漫画です。(今のところは。そのうち「あれ、俺またなんかやっちゃいました?」とか言い出すかもしれません)
ウィル君の成長がこちらも楽しみでして、親のような気持ちで読んでいる漫画です。おれつえー系にうんざりしている皆様も、ぜひ読んでみてほしい!
この後お酒のむので後半駆け足で書いた!ばれないでほしい!また書きます!

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